あらすじ
両親を二度も失ったあの日から、ずっと恋焦がれてきた死神の青年と、ようやく想いを交わした少女。
結婚の約束をし、指輪の交換をして、一緒にご飯を食べて――幸福な生活はしかし、
「死神自身の死」と隣り合わせのものだった。
死期が近づき、弱っていく死神を救うために
「もともとは人間の彼が、どうして死神として生きるようになったのか」を初は探ろうとするが…
それは初自身の過去とも絡み合っていて―――。
死神と少女の恋物語、「死神の森」の謎に迫る第6巻。
電子限定特典として、描き下ろしコミックを収録。
感情タグBEST3
有限
器も餌も有限だという事?
『子を成す』と言葉通りに受け取っていたけど違う意味があるみたいな。
死神の妻って…。
いろいろ考えちゃうけど、先走りしたくない。大切に読んで新鮮に素直に感じたい。
読み終えたら1巻から読み返そう
第1巻の中で、えっ?なぜここで!?と不思議に感じたことが、
この巻で気付き確信してしまった。
まだ明らかになっていないが、もし現時点で確信したことが真実であるとすれば、予想外の障害となるだろう。
この先二人がそれをどう乗り越えていくのか。
いや、乗り越えられるのだろうか?
二人は幸せになれるのか。
初と死神の心の変化も明確に描かれている。
当初は二人の孤独と孤独が心を引き寄せ合い、距離を縮めてきたのかと思っていたが、初が、幼いころから死神を唯一無二の人として見いだしたのと同じように、死神もまた、初と出会った頃から初の気持ちに応えていた事を自覚し、初の想いが成就する。
皮肉にも幼児、小学生、中学生。時間を経て女性として成長する初と並行するように、
初への想いが動きだし、何百年も青年のまま変わらなかった死神の体にも変化が起きる。
更に、初の甘さが災いを招いてしまい。。。
続きが気になって仕方ない。
この巻を読み終えたら、
1巻から読み返して見ると、様々な伏し線が、各巻に散りばめられていることがわかり、違う角度から楽しめるので是非試して欲しい。
死神は
この巻の中盤まで、死神はウツギリさんだとずっと思っていたのに、急に展開が変わってしまう?
二人のプラトニックな恋が素敵です。
絵に独特の雰囲気があって、素敵です。