あらすじ
896の自治体が消滅するとした衝撃のベストセラー「地方消滅」(中公新書)。だが地方消滅の裏側では超高齢化による「東京老化」が加速する。地方の実情を知り尽くす増田寛也と、少子高齢問題の第一人者の河合雅司が強力タッグ!地方消滅の危機に備え、あるいは打ち勝つための具体策を提言する!
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Posted by ブクログ
話題の一冊。
高齢化の問題は地域差が極めて大きいですので、自分の住んでいるところの状況だけで判断すると見誤りますね。
田舎住まいの私ですが、データからも明らかなように本当に首都圏の急速で膨大な高齢化は国全体の大きな問題だと思います。
著者の増田寛也先生が座長をされている日本創成会議の提言はいろいろと異論反論があるところだと思いますので、今後はそれらのカウンターパートの著書にも目を通して客観的な状況把握をしておきたいと感じました。
付箋は30枚付きました。
Posted by ブクログ
地方消滅を世にインパクトを与えた増田寛也さんと、長く少子化問題、高齢化問題に取り組んできたジャーナリスト河合雅司さんとの対談集だ。
第1部で「地方消滅の裏側にある東京老化」を論じ、第2部で「地方と東京を元気にする八つの提言」について論じられている。
アクティブシニアが活躍する「CCRC」構想なるものが面白かった。
エピローグで語れらているが、国家ビジョン会議の創設がほんとうに待たれるところである。