あらすじ
中国史、とりわけ中国共産党の歴史は、「大虐殺」に血塗られている。
よく知られた文化大革命、天安門事件はもちろん、権力闘争、異民族征圧に際して生じた「虐殺」を暴露し、「なぜかくも中国人は人殺しが好きなのか」を明らかにする。
日本と比べると、殺し合いをしてきた中国の真実。
なぜ中国人は人殺しが好きなのか大検証する。
本当の南京大虐殺は1854年、曽国藩の湘軍が引き起こしていたなど知られざる歴史の深層に斬りこむ。
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Posted by ブクログ
日本の鎌倉時代が血塗られてて好きじゃないわと思っていたけれど、親子兄弟で殺しあうなんて全然小さい話だった。自分の家臣はおろか全く関係のない一般人民を皆殺しなんて、中国施政者の残虐さは人間性を疑うレベル。族誅という言葉は韓国の歴史を勉強して知った中国の風習だし、新たに屠城という醜い言葉を知ることができた。中国は権力構造に問題がある。今だに中華人民共和国は、世界の中心ではないし、人民が主体でもないし、共和国でもない。中国共産党は長い中国の凶悪な歴史の延長を生きている。
星が4つなのはなぜここまで中国人が残虐になれるのかという謎が残ったから。石平氏によると権力構造がただ1人に集約されてしまうからだということだけれど、もっとその辺を知りたかった。