あらすじ
女手ひとつで釣り宿を営むおこうの前に、一人の男が現れる。若かりし頃、二人は雨宿りをした寺で、盗賊を殺め、50両を掠めとったのだ。そして所帯を持ったが……。二度と会うとは思わなかった男との再会に動揺し、おこうは懐に包丁を忍ばせて――。第6回小説宝石新人賞受賞の表題作を含む5つの短編、それぞれの登場人物が、複雑に絡み合う時代小説連作集。
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Posted by ブクログ
時代小説を初めて読んだ。堅い話なんかなと思ってたけど、進むべき道が今より固まってるからこそ背くって決めた覚悟の強さがよく見えた。
今とおんなじことももちろんあった、世間体ってほんまにめんどくさいなあと思った。
とてもおもしろかった