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Posted by ブクログ
なんてことだ…ミドリちゃん…
ライザの再生に必要だったとは言え、エンジェルが地獄に突き落とされてしまった。
ライザよ…なんとか引き上げてあげて…
てゆうか守って。あえて生かしたって事は次に拉致られるかもしれないリストのトップでそ…
エンダ・オフィーニーはとことんまで不幸な人であった。
財務捜査官ニレさんの奇人ぷりが面白くてスキ。
はじめは難しすぎて理解できなかったが、要するに、クイアコンは新技術の開発に関わる多国籍事業で、既存のシステム設備を使わない為に参入できれば利益が大きく、その技術はドラグーンが一般化することに使われてしまう可能性が高いってことで良いのかな…?
利益が大きいからヤクザやマフィアや政治家がからみついたってこと?
こういうのリアルに溢れてるんだろうな。
敵は…どいつなんだ…
ドラグーンを開発した人はだれ?
あるいは国、団体は?
むしろそっちのが危険だと思うのだけれど。
オキツ部長の隠された私生活は垣間見えたけど、悪魔に仕上がるまでの経緯はまだ謎。
Posted by ブクログ
龍機兵がほぼ出てこないのに、連続予告殺人の謎に、特捜部×中国人組織×「敵」の三つ巴ドンパチバトルと、シリーズ最多部署間のセクショナリズム闘争で一気に読ませる傑作長編。
今作一番のポイントはライザの虚無系女子卒業。鈴石とのいざこざも一定落ち着いて、死亡フラグか…と思いきや一命取り留めるので、まだまだ活躍が見たい!
一方で、絶対怒らせたらヤバいやつから激おこをくらってしまった由起谷は今後、どうなってしまうのか…そう易々と退場することはなさそうだけど、不穏。
初期はただの裏切り者だと思っていた宮近が、短編「勤行」でコメディ・リリーフにまわった後、どんどん等身大の愛されキャラになっていくのが不思議。
頼りになりそうなシン・強キャラも複数出てきて、ますますの盛り上がり。頼むから早く「敵」の実態を教えてほしい、けど、シリーズはもっと続いてほしい!
Posted by ブクログ
まさかの龍騎兵戦闘シーンなしの巻。政治的駆け引きと警察官僚の活躍とテロリストとの肉弾戦で構成される異色の一編。
その特色が賛否両論を生んでいるが、俺は賛成側。良質な長編シリーズにはこういう回があっても良いと思うのだ…ただし面白ければ…。この本は十分に面白いし、今後のシリーズに大きなうねりをもたらす既設伏線の一部回収と、新たな伏線敷設をやってのけているし。
狼眼殺手のアクションシーンもオモロイ。ライザについてはもうちょっと強くあって欲しいと思う(あれじゃ、悪い意味で既存の女性ハードボイルド主人公みたい)が、彼女と狼との確執描写は良い。背景が良いからアクションシーンもドキドキ感たっぷりで良い。
龍騎兵シーンなしでもこのシリーズ世界でオモロい小説は駈けると証明された巻。だが、やっぱりそこも大きな醍醐味の一つなので、次回作では大いにそのシーンを期待したい。
次作以降、敵側もきっとすごいドラグーンを出してきそうな気配だし、期待は膨らむ一方である。