あらすじ
経済学はビジネスや生活、あらゆる局面に応用可能な学問です。その一方で、わかりづらい学問でもあります。「何にでも応用できる」ために、「何に使えるのかがわからない」のです。本書は、初学者が経済学を学ぶにあたって必要な基礎知識をざっくりと解説しています。 ミクロ経済学、マクロ経済学、計量経済学の主要三分野を一望し、その要点を一挙に学べるガイドブックです。
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Posted by ブクログ
本格的な経済学を学ぶ前に読んでみると良い。と本書にも書かれている通り、初心者にはとても分かり易く、ザックリと経済学がどのように現実に使われているのかが良く理解できます。一つ一つの経済用語はまださらに優しく具体的に書いてある本も存在するので、本書だけでなく色々な本を読むこともお勧めします。
Posted by ブクログ
ミクロ
とても分かりやすく初学者にもスッと入ってくる。
個人的に頭の整理に丁度良かった。
マクロ
少し飲み込み辛かった。自分のマクロに対する理解が及んでいないという認識にもなった。再度復習。
統計学
基礎的な内容を説明してくれていてわかりやすい。
ただ理解を深めるには他の書籍を読む必要がある。
Posted by ブクログ
経済学を浅く広く解説する本
まあこんなものかなあという感じ。単語の説明が多く見えるのは広い文しょうがないか。
これを読んでわからない単語について調べると詳しくなれる。
ミクロ経済学:競争市場、均衡価格、限界効用、比較優位説、市場の失敗、独占、外部不経済、公共財、ゲーム理論、情報の非対称性、行動経済学、割引率
マクロ経済学:GDP、産業関連表、経済効果、ケインズ型消費関数、ISーLMモデル、金融政策、財政政策、買いオペ、インフレターゲット、フィリップス曲線、スタグフレーション、自発的失業、
量的経済学、統計、代表値、回帰、RCT、検定、パネルデータ、
Posted by ブクログ
新書形式の経済学の入門書です。
著者はすでに『飯田のミクロ 新しい経済学の教科書1』(2012年、光文社新書)および『マクロ経済学の核心』(2017年、光文社新書)を刊行していますが、本書はミクロ経済学、マクロ経済学に計量経済学を加えた三部構成になっているところに特色があるように思います。
本書では、説明することがらを絞り込んで、具体的に経済学的な考え方がどのように活かされるのかという点に読者の興味を向けようとしています。たんに経済学がどのような学問なのかということを簡潔に示すだけにとどまらず、経済学を学んでみたいという意欲を喚起することにも成功しており、入門書としての役割は十分に果たしている本だといえるのではないでしょうか。