【感想・ネタバレ】007/ロシアから愛をこめて【井上一夫訳】のレビュー

あらすじ

ソ連情報部は、このところの失策続きを、なんとか挽回しようとしていた。そこで槍玉に挙げられたのが、英国秘密情報部。なかでも腕利きのスパイとして知られる、007ことジェームズ・ボンドだった。こうしてソ連の公式殺人機関スメルシュの、ジェームズ・ボンドに対する死刑執行計画が動き始める。舞台はイスタンブール。ヨーロッパとアジアが交わる混沌とした街。ボンドに恋するソ連情報部の美女との、豪華なオリエント急行での逃避行。二重三重に仕かけられた巧妙な罠に、さしものジェームズ・ボンドも、次第に搦めとられていく。シリーズ最高峰の傑作。/解説=戸川安宣

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Posted by ブクログ

From Russia, With Love 1957

井上一夫訳、最後に厚木淳氏の「ノート」がついている。

『ムーンレイカー』や『ダイヤモンドは永遠に』は展開がかなり荒唐無稽だったが、それにくらべると『ロシアから愛をこめて』はしっかりとしたスパイ小説だった。
ボンドの自宅での朝食やトルコでの食事の描写が細かく良い。泊まるホテルなどの描写も細かい。
だが、肝心の物語をもう少し練って欲しかった。

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2015年10月03日

Posted by ブクログ

ジェイムズ・ボンド第5作。
ド派手な映画とは違い、発端から結末までじっくりと描いており、前半のソ連情報部の長いパートにボンドは登場しない。特に一匹狼の殺し屋には力を入れている。ラストでは、あっさりとやられてしまい、殺し屋の狂気が巧く生かせていないのが残念。
トルコでのジプシーらとの交流、オリエント急行の旅など、印象に残るシーンもあった。
けれども、終わり方が尻切れトンボだ。

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2014年08月16日

Posted by ブクログ

【ブックテルメニュー】ボンドマティーニ

ご存知、ジェームズボンド愛飲のマティーニ。あらゆるモノにこだわりを持つボンドのマティーニは、”ウォッカを使ってシェイク”するマティーニだった。

ドライ・ジン
ウォッカ
キナリレ

シェイク

ソ連情報部は、このところの失策続きをなんとか挽回しようとしていた。そこで槍玉に挙げられたのが、英国秘密情報部の腕利きスパイ、007ことジェームズ・ボンドだった。陰謀の舞台は、トルコのイスタンブール。ソ連情報部の美女との、豪華なオリエント急行での逃避行。二重三重に仕かけられた罠に、さしものジェームズ・ボンドも次第に搦めとられていく。シリーズ最高峰の傑作。

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2009年10月09日

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