あらすじ
毎日果物を1つ多く食べるだけで肺疾患の死亡リスクが24%ダウンし、生の野菜・果物で胃がんの発症率が90%ダウンする。アメリカの最新科学のエビデンスに基づく、がんや脳疾患など現代の死因トップ15の病気を予防し、進行を食い止め、逆行させる食事とは?「この本で人生が変わった」の声多数!
ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー、待望の邦訳ついに発売!
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Posted by ブクログ
単純にためになる
「肉を食べれば力がつく」「乳製品で骨が強くなる」みたいな植え付けられたイメージを崩していくのは難しいし、まだまだ菜食主義として暮らしていくには割高で居づらい世の中だと思う(特に日本が無宗教で移民も少ないせいで菜食主義に馴染みがないし、そもそも健康的な食事傾向のあるおかげで問題が顕在化しにくいせいだと思うけど)
お金が絡むと、医者としては根本的な療法である食生活の改善よりも"楽して稼げる"薬の処方を推奨してしまうのも難しい問題だと思う
結局ひとりひとりが知識を身につけて、正しい健康的な食事法に対する認識が広がっていくしかないですよね、そっから個人がどういう食の選択をするかは自由として
Posted by ブクログ
野菜、豆類、果物中心に食生活を変えていこうと思えた本。途中の理由の内容を語れるようになりたいですが、ボリューム多くて、どこかでまとめておきたい。。
Posted by ブクログ
動物性を減らし、植物性を食らう。肉類はあまり良くないだろうな〜とは思っていたが、卵や乳製品のことに関しては考えが及ばなかった。
牛や豚や鶏は野草ではなく残り物や質の良くない餌で育った家畜の肉は良いものなはずがない。食べているもので身体は作られるということは、人間でも動物でも同じではないだろうか。
そういう意味で、菜食主義のほうが安全だと言えるかもしれない。
魚も水銀や汚染の点について食物連鎖の上部にいる大きい魚などは極略避けるようにしたい。
あまり根を詰めすぎてもいけないが、できる範囲で身体に良い選択をしていきたい。
Posted by ブクログ
未加工の菜食を中心とした食事がいかに健康に良いのかをひたすら紹介する本。
『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』で勧められていた魚は、この本では避けた方がいい食材にされていたり、オリーブオイルはそこまで勧められていない違いはあったものの、野菜果物、豆類、ナッツ類、全粒穀物が健康には最強ってのは一致してたから、そこはほぼ間違いない事実っぽい。
Posted by ブクログ
心臓病、肺疾患、脳疾患、種々のガン、感染症、糖尿病、高血圧などの疾患と食事との関連について記載されている。文献は新しいものが多く、栄養学がかなり進歩し続けているのがわかる。
ただし、構成と結論はかなり恣意的である。どの疾患の章を読んでも、野菜や果物はメリット、肉、魚、卵など動物性蛋白質はデメリットしか書かれていない。サプリは効果はないので食事で摂取するようにと書かれている。どの章を読んでも同じようなことしか書いていないのでウンザリする。著者は極端な菜食主義者であり、動物性蛋白質のメリットについては無視しているとしか思えない。
ピロリ菌についての記載も不十分。日本とナイジェリアを比較し、ピロリ菌の感染率はナイジェリアのほうが高いのに、胃がんは圧倒的に日本のほうが多いというデータから日本で胃がんが蔓延している理由をピロリで説明できないと断言し、胃がんの原因は漬物などに含まれる化学物質だと推測している。日本人に感染している東アジア型のピロリ菌は他の国のピロリ菌よりも毒性が非常に強いため発がん率が高いというコンセンサスが得られている話はどこにも書かれていない。