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Posted by ブクログ
ブリーチの対クインシー戦後から最終回までの間の話です。
これがまたえらく膨大で3巻まであって全部で1000P以上あります。
が、ここには本編では語られなかった読者の気になることがワリと詰め込まれています。
思い出してみると。
・東仙隊長の友人を殺した死神
・藍染が東仙隊長を殺した理由
・霊王の正体
・ユーハバッハが霊王を父と呼んだ理由
・ユーハバッハが親衛隊に聖別を使った理由
・亰楽隊長がケイゴたちに、一護は戻れないかもしれないと言った理由
・本編では出なかった某隊長の卍解
・銀城が死神を裏切った理由
ほかあるかもしれませんが、ぱっと思いつくだけでこれだけ。
特に霊王に関してピンとこなかった人がいっぱいいたと思われるんで、だいぶすっきりします。
しかも最初と最後の元凶(東仙と銀城の敵)は、今回の敵とマッチするんで読みたくなること倍増。
今回の敵は藍染やユーハバッハとは違うタイプですが、超極悪人でしかもブレないので、見ていてスカッとします。近所にこんな人がいたらヤバいですが。
オリジナルキャラは3人出ます。
主人公は檜佐木ということになってます。
本編では、破面編からまったくいいところがなく、クインシー編では足を引っ張る、驚き役、弾除けにもならないとう、一角と弓親とつるんで3人いらないトリオみたいな体でした(個人の見解です)。
そしてこの小説で主人公ですが、1巻はこれと言った活躍もありません。たまに出てきて主人公っぽいことを言いますが、これだけで主人公?という感じで。
なんというか、群像劇みたいです。場面もいっぱい切り替わります。
1巻なんで、まだまだ謎が多いです。
続きが読みたくなります。
ちなみに、一護は全然出てきません。
霊王護神大戦後の話。
藍染と共に尸魂界を裏切った東仙要。そのきっかけになった事件や、その中心人物について語られます。これがまぁ、いい性格の男で…。
終戦直後で、平和にはまだまだ遠いと思わされる描写があり、戦いは単純なものじゃないと思いました。