【感想・ネタバレ】アルケミスト双書 数の不思議 魔方陣・ゼロ・ゲマトリアのレビュー

あらすじ

古代ギリシアでは、哲学者たちは神が作りたもうた宇宙の秩序を理解するために、数を研究した。幾何学の定理、黄金比、無理数の発見もすべて自然の神秘を知る手がかりを求めてのことだった。しかしその数も今では、量を表す場合でのみ使われており、秘数の教えはすっかり影をひそめてしまっている。そこで本書は、現代数学の話題を織り込みながら、魔術的な数に関する初心者向けのガイドブックとして、秘教的な数の本質と、その秘密の一端を明らかにしようと試みる。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

数とは何か?と、問われてみれば

>物の価値を示す単位。
>量を表す場合に使用。
>無限である…

それくらいしか思いつかない。
が、
ページを開いてみると、目からウロコがぽろぽろぽろぽろ…
驚くほどたくさん落ちてきた!

それぞれの数字(1,2,3…endless!)にはそれぞれ異なる神秘的なまでの個性があり、
自然界は彼らを都合よく利用して、上手い事成り立っているんだなぁ~としみじみ実感。

大昔は魔術的な事に使用されていたと言う数字。
その神秘を解き明かせないだけに、なかなか説得力があった。

0
2012年03月31日

Posted by ブクログ

 量を表すのではなく、数字自体に秘められた魔術的とも思われる意味を明らかにしようとするガイドブック。
 久々に数の意味と不思議な整合性に触れて、頭が柔軟になった感じ。
 西洋だけでなく、インド、中国、マヤにも言及してるので、その分ダイナミックにはなったんだけど、散漫にもなってしまったのは残念かな。
 魔方陣の解説は読みごたえあり。4次元魔方陣となると、もはや魔法なのか、数学なのかわらん。
 中高生の頃はよく読んでいた分野なので、ちょっと読み返してみようかな。

0
2010年08月27日

「学術・語学」ランキング