あらすじ
諒矢(りょうや)は幼馴染の颯(そう)に恋心を抱いていた。高校二年の夏、うたたね中に颯にキスされて、颯も同じ気持ちだと確信した。言葉を交わさなくても、颯との絆を強く信じた。けれど俳優を目指す颯とともに上京した後、諒矢は颯に拒絶され、別離を告げられた。あれから二年──。喫茶店の主・大森に救われて住み込み店員として働く諒矢のもとへ、人気俳優になった颯が訪ねてきて……? 胸ふるわせる、初恋スウィート・ペイン。
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両片思い好きの方おすすめです!
幼馴染の両片思い、再会もの。月村先生といえば自己評価が著しく低くて思わずつっこみをいれたくなる受けの印象が強いのですが、この作品の受けはそのあたりがちょうど良い塩梅でした。そして泣けた〜〜!!受けが攻めにこれまでの思いを吐露するシーンは、何度読んでも秒で泣けます。。あと!前半は受け視点、後半は攻め視点で、その構成が両片思い好きにはたまりませんでした。
Posted by ブクログ
月村奎先生の作品は、一生かけて集める!と決めている。(笑)
今回のは、ばっちり私の好きなタイプ。まさにタイトル通り、不器用だな~。
社会人モノで、幼なじみモノで、主人公ベタぼれモノ。イラストもキレイだしキャーって気分だけど、やっぱり主人公の辛い2年間は...私的に許せないので(何者だ)☆4つ。
Posted by ブクログ
これまた盛大にすれ違ってしまったな~~~!!っていうパターン。テレパシーという言葉が必要だったかどうかがいまいち…。(なんか古い言葉になっちゃったから)幼馴染で、確かに通じ合っていたはずなのに(告白なし)、一緒に東京に出てきたのに、すれ違って、別れてしまう。そして、そのささいな誤解が解けて…という、よくあるパターンなのだけど、結構楽しく読みました。
Posted by ブクログ
★3.5。
俳優×カフェ店員(幼馴染み)
攻めの夢を支えるべく共に上京した二人だったが、いきなりの攻めの拒絶に傷心した受けは…。まさに切なさ加減が。引っ張らないところが良かったとも物足りなかったとも?
しかし受けのいない2年間で大成しちゃったのはやるせない…。