【感想・ネタバレ】IoTの全てを網羅した決定版 IoTの教科書のレビュー

あらすじ

IoTを知らずにこれからのビジネスはできない
「IoT」の全てを網羅した決定版!

日本だけではなく世界が「IoT(Internet of Things、もののインターネット)」の時代に突入しつつあります。IoTの時代には、身の回りのあらゆるものがセンサーや制御装置を介してインターネットにつながり、データを集める。こうして集めたビッグデータを人工知能(AI)を使って分析し、効率や性能を高めます。さらには、新たなサービスを生み出し、これまでにないビジネスモデルを構築する──。IoTは「第4次産業革命」を起こし、既存のビジネスの世界を激変させるとまで言われています。

こうしたIoTの時代には、全てのビジネスパーソンにIoTの基礎的な知識やスキルが必須となります。あらゆるビジネスがIoTをベースに動くため、IoTを知らなければ仕事ができず、時代に取り残される可能性すらあるのです。一方で、IoTという言葉はよく聞くものの、内容が複雑でよく分からないという人が多いというのも現実です。

本書は「IoT」とは何かについて、基礎から体系的に学べる唯一の書です。IoT分野で使われる用語を網羅し、定義はもちろん、図版や事例を多用しつつ分かりやすく解説しました。

第1章から読んで体系的に学ぶことはもちろん、知りたいことがあったときに参照するという使い方もできます。検定試験「IoT検定」の公式本でもあります。

これから本格化するIoT時代を勝ち残りたいビジネスパーソンにとって、決定版となり得る1冊です。

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Posted by ブクログ

図鑑 まじめに一言一句よんでいないけどおもしろかった。
頭出しのインデックスがならんでいて、興味深い分野は、別の書籍で深堀りすればいいと思いました。

<気になった部分>
■戦略とマネジメント:”人材育成と企業間連携”:IPAのスキル標準、クラウドファンディング、クラウドソーシング。ここのカテゴリーか気になった。★
■産業システム:キモ:系全体の説明の部分、具体でわかりやすかった。農業システムのところで、ネットワークの種別と伝送速度があったのはよかった。★★
■ネットワーク:無線規格のところここもありがたかった。★
■デバイス:基盤とセンサーなどわかりやすい分類。★★
■プラットフォーム:フレームワークと言語の解説。★
■データ分析:NoSQLデータベースと、機械学習、統計の説明と混在しているのが気になった。★

構成は、以下です。
第1章 戦略とマネジメント ★
1.1 戦略・企画
1.2 プロジェクトマネジメント
1.3 人材育成と企業間連携

第2章 産業システム ★★
2.1 エネルギー関連のIoT
2.2 身近なIoT
2.3 産業界のIoT
2.4 海外におけるIoTプロジェクト
2.5 IoT関係の標準規格

第3章 法律
3.1 通信関連の法律
3.2 製造および航空法に関する法律
3.3 ライセンス

第4章 ネットワーク ★
4.1 データ送信プロトコル
4.2 WANおよびLAN
4.3 PAN

第5章 デバイス ★★
5.1 制御装置
5.2 マイクロコントローラ
5.3 入出力
5.4 IoTデバイスを動かすための仕組み
5.5 アクチェエーター
5.6 電源と実装技術・製造技術
5.7 アナログ信号のセンサー
5.8 デジタル処理のセンサー
5.9 スマートフォン

第6章 プラットフォーム ★
6.1 クラウド
6.2 分散処理
6.3 データ処理

第7章 データ分析 ★
7.1 データベース
7,2 機械学習

第8章 セキュリティー
8.1 暗号化
8.2 攻撃対策
8.3 認証技術
8.4 監視・運用

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2022年01月24日

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