【感想・ネタバレ】コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則のレビュー

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Posted by ブクログ

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パワーフレーズ
「誠実さとオリジナリティと本物であることが功を奏するのである」
「マーケティング3.0では、ブランドがいったん成功したら、当該ブランドはもう企業のものではなくなるということだ。」
「最高の販売員は、自分の販売している製品を自分自身が使っており、その製品のことを隅から隅まで知っている」

この本は私にとってビジネスの教科書である。

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2017年08月11日

Posted by ブクログ

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コトラーの・・・とあるが、もともとはインドネシアのコンサルタントが考案したコンセプトをまとめ上げたのが、この著書である。そういった経緯は読み終えた後に記述されているが、その事実を知ってから読んだ方が面白いかもしれない。マーケティング3.0の価値主導のマーケティング、世界をより良い場所へ導くというコンセプトから、この著書が生まれているのである。それだけでワクワクする。

内容としては、マーケティングの価値観、概念が変わったという点をまとめあげている。概念のため、決して具体的な内容が記載されているわけではない。マーケティングを業務として行っている人にとって、どうみえるのだろうか?マーケティングは大枠にいうと「価値を生み出し交換する」と定義されている。この定義に対して新しい解釈、マーケティング3.0がある。それを理解しないと、この本が上っ面にみえ本質には気付けないだろう、興味の無い内容かもしれない(要するに企業理念に近いものが大半を占めているのだ)

メモ)
・マーケティングは「製品」⇒「消費者」と続き、次に「価値」となる
 消費者の集合知と企業が協働し、新しい価値を作り出す
・グローバル化は世界を解放しつつ、同時に抑圧する
・クリエイティブな人が多い地域は高い成長を遂げた
・多くのマーケターが自分の心の奥で消費者を一番にしていない。これを解決できるのはマーケティングである。なぜなら消費者に一番近い経営プロセスだから
・消費者のコミュニティにはプール、ウェブ、ハブがある
 プールは同一の価値を共有するが、交流していない
 ウェブは交流する。
 ハブは強力な人物に引き寄せられ、ファン層を形成する
・マインドに訴えるのではなく、ハートに訴えなければならない
・誠実であること。約束を果たす事。信頼を醸成すること
・ブランドは成功すると企業のものではなく、消費者のものとなる
・人々を納得させるには知的な議論へ導くことと、感動的なストーリーを作って人々の感情をつかむこと。後者が効果的
・社員は会社の最も直接的な消費者である。本物の価値によって円パワーされる必要がある。彼らにもストーリーが必要だ
・マーケティング3.0は価値と行動を一致させるということ
・画期的なイノベーションは人をマズローのピラミッドをのぼらせる
・ビジネスにおいて顧客を愛するとは価値を与え、感情や精神を感動させることだ。それによりロイヤルティを得る

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2013年09月13日

Posted by ブクログ

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消費者とともに商品をつくりあげていくのがこれからのマーケティングというもの。
生産者主義、消費者主義の次には人間主義がくるという話。人間主義とは収益性と社会的責任を両立すること。
その組織で働くことでしか得られない経験を生み出す。
社員の6種類
楽して稼ぎたがる
柔軟な脇役、仕事は優先事項でなく流れに身を任せる
仕事を挑戦の機会とみなしリスクと報酬を求める
チームとして成功したい
確実な前進を目指す。前途有望なキャリアパスを求める
目に見える足跡を残したがる。会社に永続的な影響を与える機会を求める。
4種類とすると
勝成長と達成を求める馬に乗る社員
高リスク高報酬型社員
柔軟性を求めるライフスタイル型社員
世界を救おうとする社員

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2016年02月07日

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