あらすじ
元東京都監察医務院長を務めた監察医である著者は、変死体がなぜ死にいたったかについて、長年にわたり、検死(2万体)・解剖(5千体)を行い、それをまとめた著書『死体は語る』は65万部を超えるベストセラーになりました。
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Posted by ブクログ
最終的に事件がどうなったかまで書いてある章もありますが、そうでないところもあるので、そこが気になります。1番最初のお母様からの依頼が特に切なくて、いい判決が出ていることを願って止みません。どのケースについてもですがここまですごい方だと、代われる人が今後出てくるのか心配でもあります、法医学を志す人自体が減っているようなので。最後のご家族の話ではホロっとしてしまいました。奥様だけでなく、娘さんもとは。娘さんのいつ死んでも悔いはないという言葉に、もしかしたらお父さんを心配させないようにかもしれないけど、なかなか死が迫ってる中で言えないな、と思いました。