【感想・ネタバレ】春遠からじのレビュー

あらすじ

北条氏政の下総国関宿侵攻から八年。悪夢のような焼き討ちを生き延びた、塩商人蔵次の娘・あぐりに、婿取りの話が持ち上がっていた。相手は、父の店を手伝っている仲助。だが父たちの意をよそに、あぐりは、兄のように慕う伍平太に一途な想いを秘めていた。直後、関宿に再び北条氏との戦が忍び寄る。侍となって戦う決意をする伍平太に、あぐりは自らの想いを伝えるが……。戦国の世を力強く生きる女性たちを描いた傑作長篇。

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Posted by ブクログ

北原亜以子さんに戦国時代を舞台にした作品があったなんて、驚いた。しかも、こんなに過酷な環境の中で、懸命に生きる女性を描くとは!北原さんの作品といえば、江戸の庶民の義理人情の世界を描くもの、というイメージしかなかったので、新しい魅力を発見して、凄く得した気分だ。

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2025年12月22日

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