【感想・ネタバレ】横須賀ブロークンアロー : 下のレビュー

あらすじ

それでもひたすら能天気な江井だったが、彼を守る一団もあらわれた。横須賀には「芯」があり「真」がある、信義を大事にする人間が多くいる。自警団的組織や、地元の長老的存在の老人が持つネットワークにより、正体不明の敵と渡り合い、江井は幾度も命の危険を脱する。警視庁・公安部に所属する40歳の石渡秋彦も、江井を監視する役目から、どうにも憎めない彼を密かに護ることに力を尽くすことになる。終盤、核をめぐる真実がすべて明かされたとき、日本でありながら日本でないような、この土地が持つ特異な歴史と風土とに思いを寄せざるを得ないであろう。横須賀・三浦中を縦横無尽にかけめぐる、スリリングな冒険活劇!

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Posted by ブクログ

山田深夜『横須賀ブロークンアロー(下)』双葉文庫。

兎に角、上下巻で1,400ページを超えるボリュームに圧倒される。ボリュームの割りには勿体無いラスト…

ベトナム戦争時に横須賀に持ち込まれた核にまつわる日米の最高機密を巡り、命を狙われる江井。

硬派な国際謀略小説なのか、軟派な地域密着型スラップスティック小説なのか、立ち位置の曖昧さが気に入らない。

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2017年05月13日

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