あらすじ
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子どもが日々のやることをメモするノートに、親がコメントを入れるのが「親子手帳」。親子の信頼関係が深まり、子どもの成長に多くのメリットが出てくるこの手帳のやり方とポイントを、連載、講演、イベントなど、さまざまな教育活動で人気の著者が伝授する。
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Posted by ブクログ
読む順番として
「勉強しない子には「1冊の手帳」を与えよう!」を先に読んだ方がよさそう。
子ども手帳は仕組みがあることで効果を発揮するという趣旨の本。
その仕組みとは
・見える化により、「できた」という達成感が内発的動機づけになる
・親子手帳には
①子どもがやるべきことを自律的に習慣化する仕組みがある
②親のコメントにより、子どもに対する姿勢や見方も変わる
(親のコメントは、毎日でもいいし、週一でもOK。短くて、OK。スタンプもOK)
・親子手帳と子ども手帳の違い
…親子手帳は、子どもの手帳に親のコメント言えたもの
・子ども手帳を使う4つのステップ
①子どものお気に入りの手帳を手に入れる
②これから1週間分の予定を自分で書かせる
③日々終わった事柄は赤で消し、ポイント化する
(減算はなし。加点のみ)
④毎週末、消えた分だけポイントを精算する
※日々やるべきこと(ルーティン)
原則1つにつき1ポイント
・プリント練習(計算など)
・宿題(宿題が複数科目ある場合は、科目ごとにポイントとする)
・漢字練習
・習い事の宿題など
点数は各家庭で決めて良いが、あまり大きすぎなくて良い。
・ボーナスポイントの例
テストで満点→ 5ポイント
検定試験合格→ 10ポイント
家の手伝い→ 2ポイント
1週間の約束(家庭で決める)を守った場合→ 3ポイントなど
※家庭の約束例
約束を守る
−発言しない
元気に挨拶
朝ごはんをしっかり食べる。
後片付けをやる(整理整頓)
あきらめない。
思いやりの心を持つ
早寝早起きなど
・ポイントの交換例
お小遣い
景品
図書券
貯金
特に交換なし など
大事なのは、プロセスに対する報酬。
結果に対する報酬はNG (100点取ったら、お小遣いあげるなど)
・手帳はマンスリーでもウィクリーでもバーチカルでもデイリーでもなんでもOK
Posted by ブクログ
子ども手帳に親のコメントをプラスして、親子手帳にすると、子どものやる気が加算するというのが実例と一緒に載っています。
子ども手帳の本を読んで、この本も読んでから、子ども手帳に取り組むといいかも〜。こちらの方が後から出た本なので、失敗する事例なども載ってて参考になります。