あらすじ
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ロングセラー『登山の運動生理学百科』がパワーアップ! 8000m峰無酸素登頂など、実践と研究を両立させる著者が、30年に及ぶ運動生理学の豊富なデータを駆使して解説する安全登山への案内書。多くの登山者に愛読され、各国で翻訳された前著『登山の運動生理学百科』を大幅に改定。身体の仕組みと関連づけながら、疲労や障害、身体トラブルの対策など詳細に分かりやすく解説。初心者・ベテランを問わず、ハイキングから雪山、海外トレッキング、高所登山、トレイルランニングまでを対象に、より安全、快適な登山のためのヒントとトレーニング方法を網羅している。登山愛好者をより充実した山歩きへと導く必読の書。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
(2017/3/19)
鹿屋体育大学の著者が書いた、700ページにも及ぶ大著。
登山とマラソンは運動、トレーニング的には似たところがあると、
読んでみた。
後半は海外登山など専門的になり読み飛ばしたが、
是h何の健康、疲労、トレーニングはマラソンをする者として大いに参考になった。
乳酸は疲労物質ではないが、疲労すると出てくるバロメーターとか、
私が最近入手した知識もちゃんと入ってる。
これだけ丁寧に「登る」ことにフォーカスすると、ほんとわかりやすいわ。
誰でも努力すれば山に登れそう。
そう、私のマラソンはもとは山登りから来ているし、
中学時代初めて試みたのは八甲田山登山だった。
球技がからっきしダメな私は、コツコツ登る方がよかったのだ。
それが今はマラソンになり、市民ランナー全体の上位10%位にいられる。
そんな自分も日々行っている健康対策、トレーニングが、
わかりやすくこの本にちりばめられてる。
3000円、、、安くはないが、結果的にはお買い得かも。
Posted by ブクログ
今まで定性的に言われていることをきちんとデータを提示して説明してくれているので非常に説得力があります。表現も一般の人でもわかりやすく書かれているので、読んでいて難しいと感じることはありません。ただ被験者の数が少ないことや、発行年が2000年なので必ずしも最新の情報とは限らないというのが残念なところです。できれば改訂版とか出してもらえばありがたいですが、著者が1957年生まれということを考えるとそれは難しいかもしれません。