あらすじ
「どう身体や思考を切り替えれば、高いパフォーマンスを維持できるのか?」最近では、結果を出すための手法として、超一流のエグゼクティブらが瞑想や禅の効果を認め、活用している。エリートへのリサーチや自身の経験を基に、誰にでも実行しやすい千田流、結果を出すためのマインドフルネス法を伝授。身体と心の整え方、「今」への意識の向け方、集中力の高め方などを実践すれば、結果が出やすい人になれる!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
本書は「マインドフルネス」というワードが入っていたので、いわゆる瞑想のいろは本かと思いましたが、実際はもっと網羅的な本でした。特に怒りに関する向き合い方はわかりやすく、自分と怒りの付き合い方に加え、怒りを覚えた相手への対処法も述べられていました。
最後には1つのポイントを1行で表していたため、読みやすさも抜群でした。本書の弱点を強いてあげるならば、根拠となるのが、科学的、統計学なものではなく筆者の実体験に基づいた説明が多い点です。よく言えばよりリアルな説得力を感じますが、万人に該当するかというとところどころ該当しない場所はあるのかもしれないと思ってしまいました。
ただ、千田さんは人としても、ビジネスマンとしてもとても面白い考え方を持たれていると感じたので、今後もたくさんの書籍を読んでいきたいと思いました。