【感想・ネタバレ】神様の願いごとのレビュー

あらすじ

夢もなく将来への希望もない高2の七槻千世。ある日の学校帰り、雨宿りに足を踏み入れた神社で、千世は人並外れた美しい男と出会う。彼の名は常葉。この神社の神様だという。無気力に毎日を生きる千世に、常葉は「夢が見つかるまで、この神社の仕事を手伝うこと」を命じる。その日を境に人々の喜びや悲しみに触れていく千世は、やがて人生で大切なものを手にするが、一方で常葉には思いもよらぬ未来が迫っていた――。
沖田円が描く、最高に心温まる物語。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

はっきりとした夢がない人に読んでもらいたい作品。
千世の頑張りに勇気をもらえるのではないでしょうか。
あ〜泣いた!常葉も背中の押し方が上手なんだよな!
人には必ず良いところがある。自分には何も出来ないなんて思わないで。そういう気持ちになる本でした。

0
2023年06月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夢が見つからずぼんやりと過ごす高校生の千世がある日神様の常葉に祟られ人々の願いを叶えるお手伝いをすることに。色々な人の夢や願いを通して見えてきた千世の夢とは…。
高校生の千世が神様の常葉に物怖じしないで交わすやり取りに思わず笑ってしまう。
夢に向かって進む人生を樹木に例えたのが分かりやすかった。
印があればどんなに迷っても前に進める。
どうありたいか、自分自身に、もう少し大きくなった娘たちに問いたい。

0
2019年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夢を持たない高校生・千世は昔から地域を守る神社の神・常葉と出会い、夢が見つかるまで神社の仕事を手伝うこととなる。
初めは嫌々常葉とか関わっていた千世が、街の人の願いを叶え、自分に夢がなくても周囲の人の夢を叶えたり支えたりすることに喜びを感じ、常葉のために神社を盛り上げようと祭りを企画しようとする姿に心打たれました。



この作者さんの作品は会話のテンポがよくて、アホみたいな無駄な会話がなくて読みやすいですね。

0
2024年12月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

心温まると物語という帯にひかれて手に取った本。本当にその通りだった。暖かい涙が知らずうちに流れ出ていた。人々の願いの美しさ、なんの取り柄もない主人公に共感しやすく、私の近所の神社にもトキワのような神様がいるんじゃないかと思わせてくれるような本だった。私にも諦めざるを得なかった夢がある。けどそれは大きな光となって導いてくれているのではと考えさせられた。何度でも読み直したくなるそんな作品。

0
2017年11月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

七付千世
高校二年生。

西沢紗弥
千世の友達。製菓の専門学校を目指す。

神崎大和
千世の幼なじみ。私立の野球部の強豪校にスカウトで進学した。

常葉
常ノ葉神社の神様。

安乃
常ノ葉神社にお参りに来るおばあさん。

ユイ
猫のクロが見つかるように神社へお参りに来た。

0
2023年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

図書室本。将来の夢が無い千世。近所の神社の神様の常葉(ときわ)の手伝いをすると、知り合いが増え世界が広がった。幼なじみの大和と恋をするかと期待したら、その気配は無く、神社が移転する事に。

0
2022年12月15日

「小説」ランキング