あらすじ
一見もっともらしいニュースや論評には、フェイク(虚偽の情報)が大量に含まれている。真偽を見抜くには何をすべきか。「オピニオンは捨てよ」「主語のない文章は疑え」「空間軸と時間軸を拡げて見よ」「ステレオタイプの物語は要警戒」「アマゾンの有効な活用法」「妄想癖・虚言癖の特徴とは」――新聞、雑誌、ネットとあらゆるフィールドの第一線で記者として活躍してきた著者が、具体的かつ実践的なノウハウを伝授する。
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Posted by ブクログ
各章のまとめは、時々読み返そう。
公開情報を十分に分析しているか確認。Gサーチ使ってみる。匿名情報には最低限の信頼を与える。反論再反論は自自が何かを読者が判断する材料を提供する。強い修飾言葉に注意。主語がない時注意。検証には、時間軸、空間軸を広げる。メディアはわからないといいたがらない。嘘でも本当でもないこともある。アキュラシーでなく真実性。なぜ誤ったのかを考えるために、間違った主張もなされる必要がある。編集者や校閲者を置いている媒体には一日の長あり。この人は精度の高い事実に基づいて発言する、という人を分野ごとに見つけておく。日本ではステマは法規制されていない。発問のゴールを動かさない。
Posted by ブクログ
SNSで流されているフェイクを判断する基準が示されている。一番いい方法は匿名の情報は信用しない。定義がはっきりしているか確かめる。言葉の定義を疑う。主語のない文書は疑だ。例文もたくさん載っている。なるほど詐欺師とはこんな風に騙すのかと参考になった。
Posted by ブクログ
一見もっともらしいニュースや論評には、フェイク(虚偽の情報)が大量に含まれている。新聞、ネットなどあらゆるフィールドの第一線で記者として活躍してきた著者が、正しい情報を選別するためのノウハウを伝授する。
フェイクニュースの見分け方ということでしたが,あらゆることにその考え方を当てはめるといいのではと思った。