【感想・ネタバレ】SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録のレビュー

あらすじ

2016年4月、書評家・翻訳家・SFアンソロジストの大森望を主任講師にむかえて開講した「ゲンロン 大森望 SF創作講座」。東浩紀、長谷敏司、冲方丁、藤井太洋、宮内悠介、法月綸太郎、新井素子、円城塔、小川一水、山田正紀という第一線の作家陣が、SFとは何か、小説とはいかに書くかを語る豪華講義を採録。各回で実際に与えられた課題と受講生たちの梗概・実作例、大森氏による付録エッセイ「SF作家になる方法」も収録の、超実践的ガイドブック!

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Posted by ブクログ

面白かったし、為になった〜。ゲスト作家陣との対談がどれも勉強になりました、特に新井素子氏(すごい)と円城塔氏。正直なところ、読み手ではなく素人書き手の一人としてSFは自分の庭ではない……という感覚は強まったのですが、それでもSFというジャンルの面白さや強みについて知ることができたし、他ジャンルの小説を書く時に役立つ内容もたくさん詰まってます。梗概パートより対談パートの方が興味深く読めたけど、実作「コランポーの王は死んだ」がめちゃめちゃ良かったので高木刑氏の作品はぜひ他も読みたいところ。

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2021年07月28日

Posted by ブクログ

講義の会話内容と受講生の作品(梗概)を載せてあるだけだが、この一冊でSFの歴史や内容、作品全てを吸収できる。
科学技術が進歩していく昨今でもSFの可能性ってまだまだあるんだなと思えた、私もSF書くぞ!

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2021年02月27日

Posted by ブクログ

SFを書く予定はないですが、豪華な作家陣が対談でどんな風に書いているのか語っているのがとても面白くて読み応えがありました。
新井素子さん、面白すぎです。
これを機会に読んでみたい作家さんもありました。
ただSFって難しいなあ・・・^^;

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2017年06月27日

Posted by ブクログ

たいへんおもしろかった。

十人十色の小説作法。その小説家たちひとりひとりにするどく深く切り込んでいく大森望もすごい。しかしその大森さんをもってしてもまるで切り込めない新井素子、やっぱり優勝(笑)

実作も読んで、評価の高かった高木刑氏のは、よく魅力がわからんかった。もう1編の崎田氏のほうがぴんときたんだけど、大森さんの講評によるとわたしと同年代のようで「古き良きSF短編を愛する中高年のためのSF雑誌があれば人気作家になれそうだが」という評に思わず苦笑しました(笑)

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2017年06月24日

Posted by ブクログ

SF小説を創作する人向けの講座を書籍にしたもの。SFを読むためにSFの創作方法を知りたいと思い、読んでみた。作品のあらすじである梗概(こうがい)をいかに書くのかが読ませる作品を執筆するうえで重要だと受け止めた。梗概にはあらすじだけではなく、何が面白いのかを人に伝える企画書のような役目もある。確かに梗概をきちんと書けば作品は半分くらいできたようなものだ。著名な作品の梗概を読んでみたくなった。作品を深く読み込むのに役立つのではないだろうか。梗概集とから出してもらえないかなあ。

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2023年06月08日

Posted by ブクログ

梗概(あらすじ)とはどんなものか、作例がいっぱい。「超SF作家育成サイト」からもいろいろ読めるらしい。

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2019年01月01日

Posted by ブクログ

単なる文章術やアイデアメーカー本ではなく、実践的に「作家になるにはどうすればいいか?」を多方面から解説し、積み上げていく一冊。講義録なので、理論書としてのまとまりは薄めだが、その分幅広い話に言及しているお得感あり。

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2018年05月25日

Posted by ブクログ

梗概がつまらない
 対談集として読めば面白い本で、皮肉なことに、あひまの梗概がつまらなさうに見える。
 藤井太洋の創作ツールの話と、新井素子のキャラの話を聞くといふ天賦の才能的な話がいちばん面白かった。なほ、藤井太洋はその後、外部ツールには飽き足りず、自分でツールを自作するやうになった。ありがたく使はせていただいてゐる。

 実作が2作載ってゐて、高木刑のコランボーは荒くれものの西部のヒロインが際立って面白かったし、のし餅理論の方もアイデアがよかった。ただ前者は臨場感があって、後者は説明的なのが大きなちがひだった。

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2025年11月16日

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