あらすじ
高血圧や動脈硬化、心臓病の原因になるなど、とかく悪者にされてきた塩。ところが、アメリカの大規模な医学調査で、塩分摂取量が少ないほうが高血圧や心疾患、脳卒中の死亡率が高いという結果が出るなど、「塩=健康に悪い」を否定する医学発表が続々となさるようになってきた。世界や日本の長寿地方(コーカサス地方や長野県など)が塩分摂取量が比較的に多いことも明らかになっている。じつは、塩は体を温め、代謝を高め、病気を遠ざける人間の体に欠かせない物質。そんな塩の重要性を何十年も訴え続けてきたカリスマ医師が、最新事例をもとに、塩のすごい効果を引き出す摂り方を大公開。元厚生大臣・藤本孝雄元氏も絶賛の一冊!
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Posted by ブクログ
西洋医学が塩を悪者にして50年以上が。水は0度で凍り、海水は-2度で凍る。塩分は2度温める力がある。結論は「塩は無罪」。それどころか、減塩すると、体温が1度下がり、免疫力が低下し、ガン、肺炎、アレルギー、血栓病、うつ病など種々の病気に。低体温化の最大要因は「塩分摂取不足」と「筋肉運動不足」。特に、味噌、醤油、漬け物は「減塩」にしない。マイナスがあったとしても、それを帳消しにし、更に上回る強力な効能が。体を温める食品の双璧は「塩」と「生姜」。石原結實 著「減塩が病気をつくる!」、2017.4発行。
Posted by ブクログ
塩分が高血圧に繋がらない人もいる、塩には良いところもあるという本。代替医療やオカルトチックに流れていくパートもありましたが。
まあ、よく動いてよく食おうと思いました
Posted by ブクログ
うーん。タイトルにある様に主張している感じが全体として伝わって来なかった。
塩をたくさん摂るのが合う人と合わない人がいるってことで理解した感じ。
もちろん塩は必要だろうから自分に合う分を摂るしかないってことですね。
「塩の効能」
・殺菌作用がある(食物の保存性)。
・体を温める。
・筋肉の収縮作用に大きく関与。
・消化液の原料になる。
・体内の有害物の解毒。
・塩味を出す。
「塩の摂取不足」
・新陳代謝の低下。
・神経伝達作用の低下からくる痙攣。
・腎機能の低下。
河川の氷は「0度」で凍るが海水は「−2度」じゃなければ凍らない。塩の含有カロリーは0kcalだけど、「2度」の温める力を持っていることになる。
よって海水から作られる天然塩は体を温め免疫力を上げることに繋がる。
因みに海水の中には人体に必要なミネラルが100種類近く含まれているのでやはり「天然塩」は身体に必須なのが分かる。