【感想・ネタバレ】リーダーを目指す人の心得のレビュー

あらすじ

ロングセラー! 14万部突破! (単行本・文庫累計)

ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。
リーダーのみならず、組織に身を置くすべてのビジネスパーソンに役立つ1冊。

《コリン・パウエルのルール(自戒13カ条)》
「なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ」(ルールその1)――「仕事の黄金律」として世界中で熱狂的な支持を受ける「13のルール」。本書では初めて、パウエル自身が体験したエピソードを添えて語られる!

《各界のキーパーソンが推薦》
いかなる苦境に立っても冷徹なパウエルを鮮やかに思い出す。「まず怒れ、その上で怒りを乗り越えろ」と自分に言い聞かせていたことを知ってこの人がますます好きになった。
手嶋龍一(外交ジャーナリスト、作家)

仕事のルールに詳しい解説とエピソードがついており、読者は氏のキャリアを追体験しながら、リーダーに必要な心構えをきちんと学べる。上司がどんな人間を重用するかもよくわかる。
土井英司(ビジネスブックマラソン編集長)

現場感覚、大局観、判断力。リーダーの資質を備えたひとつの理想像がここにある。
野中郁次郎(一橋大学名誉教授、『失敗の本質』共著者)

これぞ、偉大な管理職。楽観的で諦めず、逃げず、成果を挙げるための「13のルール」は必読。部下を信じてベストを尽くせ!
やまもといちろう(ブロガー、イレギュラーズアンドパートナーズ代表取締役)

リーダーとして判断・決断・言動をするときに、常に「13のルール」と向き合い自戒の軸としてきた。次世代を担う若手ビジネスマンにもぜひ読んでほしい1冊。
米田幸正(エステー株式会社社長)

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軍隊的リーダーシップを日本企業がとりちがえていることがよく分かります。
13ヶ条を頭に入れておきたい。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現在、アメリカには例の人のせいで逆風が吹いている。しかし、私は悲観はしていない。あの国は修正能力が高いからだ、これから書評にするコリン・パウエル氏もその代表的な人物の一人。

彼はジャマイカからの移民の両親のもとに生まれたアフリカ系アメリカ人。アフリカ系アメリカ人で初めて、国務長官(日本でいえば外務大臣)になられた方だ。

この本の題名は「リーダーを目指す人の心得」という題名であり、彼の理想のリーダー像が一冊にギュギュっと詰まった書籍である。大部分が彼の経験則によるもので、叩き上げの軍人としての彼の本質が表されている。

では、本書をかいつまんで紹介する。

・何事も思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。

彼は状況がどれほど苦しいときも、自信を失わず楽観的な姿勢を保つように心がけたとのこと。具体的には夜、自分は勝利に向かって歩んでいると思いながら職場を後にすると、自分以外にも良い影響が与えられる。部下にもそれは伝染し、彼らにもどのような問題でもクリアできると信じさせることができるという。

・まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ

誰でも怒る。まっとうな感情だ。彼も子供や奥さん、親友そして敵に対しても怒る。だだ怒ったままではよくないと思われているそうだ。

例えば、彼がフランスの外務大臣、ドミニク・ド・ビルバンと仕事をした時もそう痛感されたそう。しかし米国人のほとんどがドミニクと仕事したとき、彼に対して相当腹を立てたそうだ。

第二次湾岸戦争のとき、国連安全保障理事会では大量破壊兵器の問題が繰り返し話し合われていた。安保理は15か国で構成され、議長国は毎月持ち回りになる。

2013年1月はフランスが議長国で、ドミニクが議長席に座った。安保理議長国はその月の特別議題を提出できる。そのときドミニクが提案しようとしたのは、テロリズムだった。

これには、パウエルさんは不安に思った。ワシントンも「フランスが議論したいのはテロリズムでなくイラク問題だろう。それはまずい」という意見が支配的だった。

ドミニクはイラクには言及しないと断言していた。しかし、彼は理事会後、大勢の記者を目の前に、イラクに対する米国の姿勢を強く批判し、いかなる軍事行動にフランスは反対すると語ったのだ。

これで、パウエル氏をはじめ米国はテレビニュースや新聞でたたかれまくる。パウエル氏も激怒。その感情をドミニクにも伝えたそうだ。

米国内での反応もすざましく、フランスワインをボイコットしよう、とかフレンチフライ(フライドポテト)をこれからはフリーダムフライと呼ぼうといった話が新聞に載った。ドミニクのせいですべてがメチャクチャになったのだ。

ここからがパウエル氏の素晴らしい見立てだ。曰く「ドミニクが悪者と言いたいわけではない。彼はフランス政府の代表として言うべきことを言っただけだ。したがって彼を米国に対する悪者扱いはやめよう」と。

そのかいもあって、フセイン政権が倒れた後、イラクを再建するため国連決議が必要だったが、そのときフランスは6つの決議、すべてで米国を支持してくれたそうだ。

その後、2004年2月、ハイチが危機的状態に陥り、ジャン=ベルトラン・アリスティド大統領が国外に退去せざるをえなくなったとき、米国はまずアリスティド大統領を南アフリカに向かわせた。

しかし南アフリカは受け入れを拒否。真夜中だったがパウエル氏はドミニクに電話をかけ、フランス語圏に属するアフリカ国に、飛行機が燃料切れになる前にアリスティドを受け入れてもらうように説得してほしいと頼んだ。30分後、ドミニクは解決策を提示し、万事収まったそうだ。

パウエル氏は、よくフランスはアメリカ独立戦争のとき、我々の見方をしてくれじゃないかという言い方をする。つまりフランスとは230年以上も結婚生活をしている。。。そして夫婦仲が悪いと230年以上もカウンセリングを受け続けているんだ、と。

それでも離婚しないのは、人権や自由、民主主義など両国は価値観や信念が同じだから。両社のきずなは、そう簡単には切れるほど弱くはない。

彼の軍隊時代の上司も「コリン、激怒や失望の素晴らしい点はそれを乗り越えてゆくところだよ」と言われたそうだ。彼はこのような性質も持ち合わせている。

・常にベストを尽くせ。見る人は見ている。

パウエル氏は14歳のころから、夏休みとクリスマス休暇はブロンクスにある、赤ちゃん用家具のお店でアルバイトをしていたという。

きっかけはオーナーに店の前を通った時「君、後に止まっているトラックから荷物を降ろす仕事をしてみないかい?」といわれたので「あ、いいですね」と答えたのがきっかけだったとのこと。

仕事は2~3時間だったが、アルバイト代は時給50セントで、最後にこう言われた「君はよく働くね。あしたもおいで」パウエル氏は夏は2~3時間、冬はもっと長くまじめに働いた。これはジャマイカ人の両親から受け継いだ性質だ。

彼の両親は、毎朝早くにマンハッタンのガーメント地区に出勤し、夜遅くに帰宅した。親戚も一生懸命働く人ばっかりだった。移民とはこのようなものだと彼は言う。「あいつは怠け者だ。仕事を二つしかしてないんだから」という冗談があるくらいジャマイカ人はよく働くそうだ。

そして件の家具屋の主人はパウエル少年の働きぶりに感動し、こう言葉を投げかけたそうだ。「コリー、君にはきちんとした教育を受けていい人生を送ってほしいと思うんだ。その日暮らしをするような人間じゃないのだから。ここは家族が受け継ぐ店だ。ここに君の未来はないんだよ」

つまりベストを尽くした見返りとして、パウエル氏は間違った道を通らなくて済んだのだ。

・勘違いしないようにする

最後にパウエル氏の性格をよく表すエピソードを紹介して本ブログを終わる。

少し前、パウエル氏はフィラデルフィアの道路の清掃夫にスポットを当てた番組を見た。折り目正しい黒人で、硬いほうきとキャスター付きのごみ入れという昔ながらの方法で道路の掃除をしていた。

家族は妻と子供が数人。質素な家で仲睦まじく暮らしている。仕事は気に入っており、地域社会に貢献しているという実感を持って働いているという。しかし仕事についてはのぞむことが一つだけあった。ぐるぐる回るブラシがついた清掃車を運転できる立場まで昇進することだ。

彼が望みをかなえ、清掃車の運転手に昇進する日が来た。妻も子供たちもうれしそうだ。番組の最後に映ったのは、清掃車を運転する彼の姿だ。満面の笑みだった。自分がどういう人間で、なにをしているのか、彼はよくわっているのだ。

と、ここまではよくある話。しかしパウエル氏は違う。現実というものを確認するため、彼は、このビデオを何か月に一回は思い出すようにしているとのことだ。

このビデオを見ることにより、パウエル氏は人生の重大事を彼以上にうまくしているだろうかと自問するのだそう。いや、彼も私も幸運だというべきだという。人生において件の掃除夫は大事なポイントのすべてを獲得している。たしかにパウエル氏の方が役職や勲章は凄いかもしれないが、最後に優劣を競ったとき、彼の方がパウエル氏よりも、また私が知る多くの人よりも、何ポイントか多いかもしれないかもしれない、とパウエル氏は述懐している。

本ブログは、この書籍のほんの数パーセントだけしか紹介していない。彼の素晴らしいアトモスフィア(雰囲気)を見ればわかるだろうが、彼の本質、つまりリーダーたる要素がこの本に凝縮されています。これらはアメリカ人でなく、日本人にも通じる普遍的なものだと感じました。日本でもリーダーの立場にいる人、学生さん、サラリーマン、主婦の皆さんはともかく、経営者、政治家や政府高官の方も興味があればぜひ手に取ってほしいです。

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2017年06月10日

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ジャマイカ系移民二世としてニューヨークに生まれたコリン・パウエルさんは決して”恵まれた”とは言えない環境から最終的には四つ星の陸軍大将まで出世し、一時は大統領候補とまで言われた人です。この本には人種や学歴等の壁を乗り越え黒人として初めて軍の最高位まで上り詰めた人の経験に裏打ちされたある種の人生論について書かれています。
パウエルさんの御言葉、”人生は、すべて人なのだ。”には激しく同意します♪

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2016年06月05日

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パウエル元将軍のエッセイ集。リーダーの心構えなどを説いているのですが、押し付けがましくなく、また、自らの経験に基づいているので、リアルに受け止められます。ユーモアもあってね。

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2016年03月02日

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ネタバレ

有名なコリンパウエル元米国務長官により、リーダーとしての心得に関する本。人柄や経験がにじみ出た教訓となっている。
<メモ>
・13のポイント 状況は思うほどに悪くない。翌朝には状況改善している。リーダーは状況を改善してくれると部下に思わせねばならない。まず怒れ、その上で怒りを乗り越えよ。
地位とエゴを同化しない。やればできる。
・選択には細心の注意を払え。
・良い決断をしたら、それをくじく事実にも折れてはならない。
・誰かの代わりに選択することはできない。誰かに自分の選択をさせるべきでない。
・小さいことを検証せよ。
・成果を一人占めするな
・常に冷静に親切であれ。
・ビジョンを持ち、自分に対してより多くを求めよ
・恐怖心にかられて、悲観論者のいうことに耳を傾けるな。
・常に楽観的であれば、力は何倍にもなる
・優れたリーダーは組織が動くビジョンをつくり、活性化させる。
・恐れをコントロールする。
・自分をがっかりさせるな。
・必要以上に親切にせよ
・人間は承認と励ましを必要とする。
・みなに感謝を ・世界にとってあなたは一部かもしれないが、相手にとってはあなたは世界になりうる。
・リーダーは自分の存否が組織の生死を分ける場所にいるべき。すなわち意思決定ポイントのこと
・リーダーは部下全員の背中を押さねばならない
・部下を信じること
・リーダーは無私で利己的であってはならない。
・リーダーが面倒をみてくれる
・70%は現場が正しい。
・指揮官のハングリー精神は成果に大きな影響をお四b五す。
リーダーとは責任を持って受け持てる人物
事実を大事に認識する。
検証された情報。わかっていること、わかっていないことを明らかにし、その上で見解を述べよ
・メディア対応について。こたえなくてもよい、仮説に基づいた話をしない。リスクは回答者のみにあり。インタビュー者にはない。インタビュー者ではなく、その先にいる視聴者に伝えたいことを考える。
・部下に準備を整えさせる。それが上に立つ者の務め。準備がないと自信をなくし、よいことがない。
・解決策検討時は副次効果にまで想いを馳せねばならない。
・信頼醸成と結果責任。部下の判断を信じられる関係性づくりを
・怖いのは一時的。失敗した場合、次への糧となる。

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2014年09月20日

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雑談のような面白いエピソードもあって、気軽に読むことができた。

リーダーとしても、一兵卒としても、勝つために、楽しく生きていくために、参考となる言葉や考え方が多く書かれていて、自分に引き寄せて読み進めることができて、充実していた。

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2013年07月14日

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コリン・パウエル
アメリカ軍隊のピラミッドの頂点にある統合参謀本部議長に史上最年少で就任した男である。まさに、リーダーの中のリーダーである。
その彼がアメリカ国家安全保障担当大統領補佐官・国務省長官として働いているアメリカ。思わず日本の政治家と比べてしまった。
読み応えのある内容とともに、彼の人柄も伝わりました。ジャマイカからの移民であった彼を育てあげた教育と人々の素晴らしさ。アメリカの懐の深さを感じます。

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2013年06月19日

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ネタバレ

自らの秘めた能力をアメリカ陸軍及び政府、大統領に認められ、統合参謀本部議長、国務長官などを歴任した筆者。
わたしはこれでうまくいった、”IT WORKED FOR ME " というのが原題だそうで、彼のやり方、そしていろいろなエピソードがちりばめられている。
組織人としてこうありたい、こういう上司であれば意気に感じるだろうと思うところが多々ありました。
NYのホッドドック売りとの対話が素晴らしく、読後感がさわやかです。

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2013年05月26日

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タイトル通り、リーダーの人、リーダを目指す人は読んだ方がよいと思います。リーダーとして、組織を預かるものとしてどのように考えるべきか、ヒントになるエピソードが随所に出てきます。ちなみに、イラクの大量破壊兵器に関する国連での演説についても記載がされています。書かれている内容の解釈は読み手に任せられているのでしょうが、マスコミの報道をそのまま信じていた自分としては別の視点からの情報はとても新鮮でした。分量はありますが読む価値はあると思います。

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2013年04月20日

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洗面所に立ち『さぁ始めようか』とつぶやく
優れた判断は経験から生まれる経験はお粗末な判断から生まれる
目標はビジョンの到達点
優しさや親切は自信が示すもの
○問題を見つけに行く 机がキレイではダメ
リーダーにしかできないもの
○できてもできなくても全ては自分の責任であることを教える
命令だと命令しない 目的を伝える
○壊した人が持ち主になる
数学的には曲線の下側の面にあたる部分

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2025年09月28日

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紳士的に振る舞っているようで、実は荒々しい面もある。けど、粗野ではない。らしいは性差別と言われそうだが、偉くなってもそんな男らしい面が残っているとこが、かっこいいんだよね。

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2021年10月02日

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ネタバレ

感銘を受ける言葉も多く、スムーズに読み進めることができた。特に、反対ばかりする人は、実現不可能な夢をみている。彼らは恐れ、皮肉な見方をしているだけで何かを前に進めることがない。このフレーズは、今の職場でも見かける仲間も多く、非常に納得。
アメリカ軍隊ならではの、実力主義、能力ある組織やトップをつくること、その考えが徹底されていて、その組織がコリンパウエルという人物を作り出したのだろう。
 

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2020年01月18日

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自戒13箇条

1.なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
2.まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
3.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。
4.やればできる。
5.選択には細心の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
6.優れた決断を問題で曇らせてはならない。
7.他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもいけない。
8.小さなことをチェックすべし。
9.功績は分けあう。
10.冷静であれ。親切であれ。
11.ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。
12.恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。
13.楽観的であり続ければ力が倍増する。

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2018年10月14日

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・何ごとも思うほどには悪くない.翌朝には状況が改善しているはずだ.
・自分の人格と意見を混同してはならない.
・他人の道を選ぶことはできない.他人に自分の道を選ばせてもいけない.
・小さなことをチェックすべし.
・功績は分けあう.
・冷静であれ,親切であれ.

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2018年10月09日

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普段あまり読むことはない、アメリカの元陸軍のリーダー論。パウエル国務長官というのは当時ニュースでよく聞いていた。
アメリカ流のリーダーシップが学べる。
これを日本の組織にもってくると軋轢はたしかにあるでしょう。
しかしより効率的な組織にはなると思う。

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2017年08月31日

Posted by ブクログ

伊坂幸太郎の小説に出てきたので、気になって読んでみた。大きな期待は持っていなかったが、想像以上に中身がこかった。パウエル氏が長らく過ごした軍隊と、私の勤める純日本企業との親和性が高い部分があるからかも。。
たまたま、部の行動指針を決める必要が生じており、13ヶ条のルールの一つを使わせていただいた。

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2016年05月08日

Posted by ブクログ

オーディオブックで。
リーダーを目指す人にももちろんいいし、リーダーが何を考えて行動や判断をしているのか、部下が知るにもいい内容。
意思決定をする人がどういう情報をどのタイミングで求めていて、それによりどう意思決定するのかというのは、裏返せば、その下にいる者は、解決すべき問題は何で、その判断にはどんな情報をどの程度どうまとめて上の人間に示せばいいのか、ということ。
ピラミッドの下層やフラットな関係だけで成り立つ組織しか知らないと、リーダーシップの訓練ってなかなかできないよなあ。

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2016年01月26日

Posted by ブクログ

軍というある意味究極のリーダーシツプが求められる組織のトップが語るとても分かりやすい本。それでいてコーモアと温かみがあって、何かの折りに、読み返したくなる本だ。

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2014年11月29日

Posted by ブクログ

■リーダー

A.自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。

B.部下に尊敬されるようとするな、まず部下を尊敬せよ。

C.わかっていることを言え、わかっていないことを言え、その上でどう考えるのかを言え、この3つを常に区別しろ。

D.包括的AAR。

E.すべてのリーダーは、自分のニーズと経験、性格、スタイルに適した形でチーム編成するしかない。

F.壊したものが持ち主となり、リーダーはまず壊さないように努力しなければならな。

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2014年02月16日

Posted by ブクログ

まず、リーダーが行うことに唯一の解はないということ。訳者あとがきにも書いてあるし、一般的にMBAホルダーが学んだことを活かせているかというとそうでないように、この本もIt worked for meという観点で読むべき。
ただし、敵を倒すための叡智の結集である軍の戦略やリーダーシップは、ビジネスでも多いに役立つ。
自分が大切にしたいと思うことをつらつら。
リーダーは部下を信頼し、信頼されることでチームを形作り、問題を解決する。そして部下に対しても自身に対しても責任を取る。自身としては日々勉強し、上司部下に誠実に対応し、与えられた職務を全うするためにベストをつくすことを繰り返す。
そして自分へのいましめ。「仕事バカになるな」と「優れた判断は経験から生まれる」と「あらゆる情報、強み、弱み、機会、脅威などから選択肢を出し、そこから最善と思われるものを直感で選ぶ」

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2013年12月31日

Posted by ブクログ

こんなに笑いで噴き出すリーダーシップ本は初めて。パウエル将軍のジョークは正しくプランされ起動する(敬礼)

将軍:昨日のハルク・ホーガン対ジ・アンダーテイカー戦なんですが…
部下:(…?)

そういうプロレスの話題も大好きなパウエル将軍。
趣味はボルボの修理(自宅で姿が見えないときは、大抵、買ってきた故障ボルボの下にいるらしい(直しては売る))。

ニューヨークのストリートキッズの出を憚らず、最初の仕事はコーラの自販機補填(運転下手でクビ、後にペプシの清掃員に)、退官の後、胡錦濤首席には、ニューヨーク名物ホットドックも奢ってあげちゃう。因みにやっぱり美味いらしい(笑)

軍人のジョークには笑えないものも多いが、状況を素早く分からせ、イシューの特異性を評価させることで面白味が伝わるなら、著者のコミュニケーション能力の高さにこそ、稀代のキャリアの基盤を見た思いがした。

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2013年07月26日

Posted by ブクログ

「ペプシ工場の清掃夫から国務長官にまで上り詰めた米国史上屈指のリーダーが、組織内で昇進するための正攻法、人の心をつかむルールを余すところなく語る。」の宣伝が気になり、読んで見た。

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2013年06月13日

Posted by ブクログ

イケメン先輩から頂いた本。

「どこで人生を始めたのかではなく、どこで終わるのかが重要だ」という言葉には励まされる。

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2013年06月03日

Posted by ブクログ

かのコリン・パウエルさんの自伝。2000円そこらでパウエルさんの人生を垣間見ることができる、このコスパの素晴らしさは読書冥利に尽きると思いました。
It worked for me. (私はこれでうまくいった) 人柄が集約されています、この一言に。

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2021年08月21日

Posted by ブクログ

☆3(付箋18枚/P349→割合5.16)

・私は、よく、フランスはアメリカ独立戦争のときにも我々の見方をしてくれたじゃないかという言い方をする。フランスとは230年以上も結婚生活をしている…そして、夫婦仲が悪いと230年以上もカウンセリングを受け続けているんだ、と。それでも離婚しないのは、人権や自由、民主主義など両国は価値観や信念が同じだからだ、と。

・私に反論しろ。心の底から反論しろ。自分が正しく、私はまちがった道を選んでいると私に納得させろ。それが君たちの義務だ。そのために君たちはいるのだから。私に反論されたからといって、おじけづかないこと。ただし、議論は尽くしたとして私が決定を下す瞬間がいつくかくる。そうしたら、自分の考えであるかのように私の決定を実行しろ。すばらしいと口先でほめたたえるだけなどもってのほか。ぶつぶつ文句を言うのもだめだ。一致団結し、成果を出さなければならないときなのだから。また、新しい情報が入ったとか、私自身が失敗に気付いて再検討しようと言うとかがないかぎり、この段階で議論を蒸し返さないこと。忠勤とはしっかりと反論することであり、また、きちんと実行することである。

・優れた判断は経験から生まれる。経験はお粗末な判断から生まれる。

・兵舎の視察では、寝棚と壁際のロッカー、そして、寝棚の脇に置かれた小型トランクをチェックする。洗面所へも直行する。チェックするのはきれいかどうかだけではない。トイレットペーパーが不足していないか、鏡が割れていないか、シャワーヘッドがなくなったりしていないかなどもチェックする。なにか不具合がある場合、だいたい、維持管理費が不足しているか、こういうことを調べて修正する体制ができていないか、あるいは、兵士の監督が十分におこなわれていないかだ。

・「必要だと思う以上に親切にしなさい。あなたが思うよりもはるかに強く、親切を受けとる側はその親切を必要としているのだから。」

・「世界にとってあなたはひとりの人にすぎないかもしれないが、ひとりの人にとってあなたは世界になりうる」のだ。

・問題は解決しなければならない。管理ではだめなのだ。隠してもだめ、小さくみせかけてもだめ、迂回してもだめ、やわらげてもだめ、他人のせいにしてもだめである。実効のある修正をおこなわなければならない。兵士をごまかすことはできない。現場で働く人をごまかすことはできない。お店のレジ係をごまかすことはできない。なにかおかしければ、彼らは真っ先に気づく。自分の仕事をきちんとしていない人、言われたことをしていない人がいれば、すぐにわかるのだ。そして、そういう人をみつけてなんとかして欲しいとリーダーに期待する。

・「指揮官は戦場のどこにいるべきか?」
模範解答は次のとおり。
「影響力が大きくなるところで、判断がおこなわれるところの近く」―言い換えると、自分の存在が成否をわける場所である。700人の兵士を従えて丘に攻めのぼる大隊指揮官というのは勇ましく、見る者に元気を与えるかもしれないが、その瞬間、その人物は生きのびようとあがくひとりの歩兵にすぎない。

・新しい隊に赴任すると、私は、「現場の意見を尊重する」と早い段階で宣言していた。まずは現場の言葉を正しいものとして取り扱うのだ。逆だと私を納得させないかぎり、まちがっているのはスタッフだとする。もちろんスタッフにはうれしくないやり方だが、それでいいのだ。現場を優先する私のやり方は理屈にあわないと思う人もいるだろう。だが、これがうまくいくのだ。

・わかっていることを言え。わかっていないことを言え。その上で、どう考えるのかを言え。この3つを常に区別しろ。

・(メディアに対して)彼らは質問を選べる。君は答えを選べる。答えたくない質問には答えなくていい。

・戦場での任務を与えられたとき、指揮官が最初に考えるのが「実行開始まで、どれだけ時間があるのか」だ。その3分の1を分析と意思決定に使う。残る3分の2は、部下が分析や計画策定に使う時間だ。
…最悪なのは、長く待ちすぎること、時間切れになることだ。OBEという陸軍方言がある。「Over taken By Event(事態に置いてけぼりを食らう)」という意味だ。役所においてOBEは重罪である。大失敗なのだ。問題を検討する、必要な人員を配置する、問題について考えるなどに時間を使いすぎると、OBEになる。

・このとき、ある経験豊富な軍曹がそうはならない理由をそっと指摘してくれた。
「少尉殿、兵舎にビールサーバーを置いても不平は収まりません。今度はビールの銘柄に文句を言いはじめるでしょう。酔った状態で文句を言うという違いがあるだけです」
…2003年、我々はイラクに侵攻し、数日でバグダットを落とした。サダム・フセイン政権の陥落だ。この勝利はすばらしい成功であるとともに大きな問題の解決でもあると皆が思っていた…我々が引き起こす変化がイラク国民にどのような影響を与えるのか、また、イラクの社会構造にどのような影響を与えるのかといった問題について答えを得ていないと、経験豊富な軍曹がそっと教えてくれなかったのは痛かった。イラク国内では(派閥という)「銘柄」の議論がいまも続いているし、今後も、長期に渡って続くものと思われる。
兵舎のビールからは、教訓がもうひとつ得られる。軍曹を身近に置いておけ、だ。つまり、体験から現地のことを熟知しており、ご大層な理論に汚染されていない人間を身の回りに置くのだ。

・肖像画をもらうこともある。さまざまな国から全部で何十枚かもらった。気に入ったものは、自宅のエクササイズルームに飾ってある。いずれも私の顔が描いてあるわけだが、その絵を見るだけで、どこからもらったのか、わかってしまうのがおもしろい。書き手の文化が絵ににじむのだ。日本の有名な画家が描いたすばらしい肖像画があるのだが、その私は山本五十六司令長官によく似ている。エジプトのパピルスに描かれた肖像画は、ホスニー・ムバーラク大統領によく似ている。ルーマニアのは、どことなくドラキュラっぽい。全米黒人地位向上協会デトロイト支部の画家は、私の顔がそのままではあまり黒人ぽくないと思ったのか、鼻は広げて唇は厚く描いた。

・最大の成功や失敗がどれほどのものであっても、それこそ、それで人生が変わったというほどのものであっても、自分というものを示す端緒にもならないからだ。人とは、そこまで生きてきた経験と、ほかの人とのかかわりをすべて総合したものである。数学的に表現すれば、人とは、曲線の下側に広がる面にあたるのだ。

・何年か前、とても行儀のよい日本のエリート高校で講演する機会があった。皆、いいところの子どもで、頭がとてもいい。講演が終わると、特に優秀な子どもたちが列を作り、私にいろいろと質問をした。質問はカードにタイプされていた。たぶん、先生が細かくチェックしたものだろう。
いくつか質問を受けたところで、私は、列以外の子どもたちに質問はないかとたずねてみた―後ろのほうに座っている子どもたちを見ながら。皆、自分がよく座っていたあたりだ。
15歳くらいの女の子が手を挙げた。
「怖いと思ったことはありますか?」
質問だけでは止まらなかった。
「私は、毎日、怖いと思っています。失敗するのが怖いんです」
名門高校でこういう質問をするのは、大きな勇気が必要だったことだろう。
私は、毎日、なにか怖いと思っているし、毎日、なにか失敗していると答えた。恐れも失敗もなくならない。人生とはそういうものだと受け入れ、そういう現実とどう付き合っていくかを学ぶ必要がある。怖がるのはいい。だが、前にも進まなければならない。怖いのは一時的なことが多く、しばらくすれば怖くなくなる。失敗したら、その原因を解消し、前に進みつづける。
教室中がしーんとなった。成績優秀な子どもたちは、皆、同じ疑問を抱いていたが、怖くて聞くことができなかったのだ。

・1970年代の初めごろ、ワシントンでおこなわれたちょっとした昇進の式典に参列したことがある。誰が昇進したのかも、式典がどこでおこなわれたのかも思い出せないのだが、原子力海軍の父、ハイマン・G・リッコーバー海軍大将が講話をされたことははっきりと覚えている。リッコーバー大将は、これ以上はないというほど無愛想な厳しいリーダーで、連邦議会に多大な影響力を持っていた。
式典の最後にリッコーバー大将がされた話は、いまも忘れられない。
「物事をなすのは組織ではない。物事をなすのは計画や制度ではない。物事をなせるのは、人だけだ。組織や計画、制度は、人を助けるかじゃまするか、である」

・ロシアの盟友、イーゴリ・イワノフ外務大臣は、ずいぶんと説得したにもかかわらず、最後までインターネットや電子メールを使ってくれなかった。イーゴリは、別に技術恐怖症なわけではない。その証拠に、いまを代表するもう一つの革新的技術、携帯電話は使いこなしている。ワシントンから大陸ふたつ分、時差が9時間もあるおかしな場所から携帯電話経由でとても大事な話をイーゴリとしたこともある。また、電子メールを証拠として召喚されたり発見されたり、ウィキリークスにすっぱ抜かれたりすることもイーゴリにはない。ううむ、もしかすると、イーゴリは私が知らないなにかを知っていたのかもしれない。
・最近の高級ホテルには日本製のなにやら複雑な暖房便座がついているが、あれは怖くて触れない。複雑なコントロールパネルがあって、トイレの基本機能以外にいろいろとできるらしいことはわかるが、怖くてとても試せないし、使う必要もないのではないかと思う。

机と透明マットの間に挟んでいる、コリン・パウエルのルール
①なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ。
②まず怒れ。その上で怒りを乗り越えろ。
③自分の人格と意見を混同してはならない。さもないと、意見が却下されたとき自分も地に落ちてしまう。
④やればできる。
⑤選択には最新の注意を払え。思わぬ結果になることもあるので注意すべし。
⑥優れた決断を問題で曇らせてはならない。
⑦他人の道を選ぶことはできない。他人に自分の道を選ばせてもならない。
⑧小さなことをチェックすべし。
⑨功績は分けあう。
⑩冷静であれ。親切であれ。
⑪ビジョンを持て。一歩先を要求しろ。
⑫恐怖にかられるな。悲観論に耳を傾けるな。
⑬楽観的でありつづければ力が倍増する。

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2014年09月14日

Posted by ブクログ

ロジカルな内容ではない。
まさに、講演で使うメモを寄せ集めて1冊の本にしたかんじ。

だから、というわけではないけれど、人柄が伝わってくるようで、読後感はなかなかいい。

でも、やはり、黒人初の統合参謀本部議長、国務長官まで昇りつめた人ならではの、シビアな話があってもよかったかも。

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2014年08月10日

Posted by ブクログ

パウエル流リーダー論。
こんな上司おったらええなぁって感じでした。
参考になる点も多いです。

この人が部下に求めることを自分の上司にやってあげると喜びます。

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2014年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

コリンパウエルといえば、イラクとの戦争を始めるにあたり、国連でイラクは大量虐殺兵器を保有していると演説を行ったことが思い起こされる。
なぜそんなことが起きてしまったのか、いきさつがある程度書かれている。
あんな汚点がついてしまうと、一生消せない。どのようにその重荷を背負っているかも書いてある。
失敗は早く克服、そこから学ぶ、自分に責任があるなら潔く認める。

部下に準備を整える時間を与えよ。
レーガン大統領「親愛なるコリン、君が言うなら、それが正しいに違いないと私は思う」、日本による米国買占めに対して、米国への深い信頼感で返し、報復措置はとらず。

部下を尊敬せよ。
ホットドッグ外交。

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2013年06月15日

Posted by ブクログ

黒人初のアメリカ統合参謀本部議長で国務長官になった人。

軍の指揮官などの経験からリーダーがとるべき行動について具体例をあげて書かれている。

「小さな間違いに見て見ぬふりをしたり見落としたりすると、さらに大きな間違いを容認する環境が生まれ、最後は破滅的な間違いにつながってしまう」ので、若い小隊長は兵の欠礼や服装の乱れを小姑のように指摘するよう求められる。軍隊でなくても同じだと思う。

内容は良かったけれど著者の顔が嫌いな上司に似ていたので★ひとつ減。

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2013年05月06日

Posted by ブクログ

世界的に著名な著者が最高峰のステージで体験実践した、言わば”生身”のリーダー論が分かりやすい言葉で述べられており(この部分は訳者の力量か?)、途中、話が脱線した部分も見受けられるが、良い内容であると思う。
著者が関わった有能なリーダーやリーダーを補佐する有能な側近として本書に登場するのは当然ながら軍人と政治家が多いが、私が読後の印象に残ったのが軍人時代のリーダー、上司のエピソードだった。改めて、いつの時代、どこの国でも究極の組織は軍隊ということで、そこからさまざまなリーダー論、リーダータイプが生まれるなのかなぁと考えさせられた。

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2013年04月20日

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