【感想・ネタバレ】別冊マーガレット 2024年6月号のレビュー

あらすじ

★表紙&巻中カラー 結木悠「君を忘れる恋がしたい」 ★巻頭カラー 目黒あむ「お姉ちゃんの翠くん」 ★新連載巻中カラー ことのは紬「ネバーランドの白川さん」 ★巻中カラー 湯木のじん「山田家の女」 ★巻中カラー 桃白茉乃「小宮山がキライだ」 ★椎名軽穂「突風とビート」 ★河原和音「太陽よりも眩しい星」 ★加瀬まつり「Re:blue」 ★木内ラムネ「月のお気に召すまま」 ★春江ひかる「推しにガチ恋しちゃったら」 ★最終回 四元シマコ「ねんねんころりよ天使くん」 ★オザキアキラ「うちの弟どもがすみません」 ★水野美波「アオハル荘へようこそ」 ★最終回 本田楓「従僕と鳥籠の花嫁」 ★凹沢みなみ「かしこい男は恋しかしない」 ★読みきり 倉瀬しの「はかないくんは儚げ」 ★デビュー 原作:星維ももか 作画:夏八木遊「乾杯はブラックで」 ★デビュー 絢瀬もも子「春を仰いで。」 ★デビュー 菊地ゆめ「愛の国」 ◇別冊ふろく[別マ BABY vol.42]…斜線堂有紀・しみずりさ、あずき砂夜花、千桑みみ、紗織、蟻塚いぬ、あおいメメ、藤江ひかり、一森みらい、月茂陽生、赤羽ゆりあ ※紙版に掲載されている記事は、電子版では掲載していない場合があります。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「小宮山がキライだ」いいねえ
「乾杯はブラックで」これいいね
「愛の国」別マではなかなか珍しい絵だな

0
2024年07月26日

ネタバレ 購入済み

今月号の感想

・新連載:ネバーランドの白川さん(ことのは紬)
女子高生の白川は周囲から大人びたお嬢様として見られている。しかし本人は「大人」ぶることに必死な子供向け番組オタクであった。
その秘密を知るのは、趣味を共有する学友の男子生徒・立石のみであり、周囲に内緒の会合を繰り返す両者の関係は親睦を深め続ける。
しかしある日、二人が属する弓道部での部費の使用方法の方針で相違してしまったせいで、白川は気落ちしてしまう。
立石と顔を合わせづらくなる中、しかし立石は問題と感情に分別をつけ、白川と依然と変わらぬ親密さで接するのであった。
そんな優しい立石の存在が、白川を成長させていく……
他人に明かせぬ悩みを抱えながらも、運命的な出会いによってそれが解決していきそうな未来を予感させており、胸キュンものである。

・読み切り:はかないくんは儚げ(倉瀬しの)
とある女学生が隣の席の葉加内くんを観察すると、ノートにしりとりのらくがきをしていた。内緒で見ていたが思わずしりとりの出来に感嘆して声が出たので葉加内くんに気づかれ、彼は恥ずかしそうな顔をする。面白い葉加内くんにほっこりする。

・乾杯はブラックで(原作:星維ももか、作画:夏八木遊)
彼氏に振られた挙句他の女に寝取られた!から始まるジェットコースターラブストーリー。主人公の高野が彼氏に振られる場面から始まって、そこから更に色々な出来事が矢継ぎ早に起こって面白かった。ただ細かいところはあまり煮詰まってない、描写しきれてない気が(特にライバルの白川周りが)。高野と白川、二人とも秘密を抱えているんだけど、複雑な事情を話の中に納めきれてないのが残念。ただ、色々散りばった出来事が起承転模様を描き、最後のオチ、結末に繋がるよう流れたのは見事。書くべきテーマを描けているんじゃないだろうか。

・春を仰いで。(絢瀬もも子)
先生に恋した女子高生がだがしかし卒業を機に自身の気持ちに決着をつける話。儚くて切ない。

・愛の国(菊地ゆめ)
キャラクターデザインがデフォルメ調でかわいらしげ。描かれる感情表現もストレートで明快。読んでて朗らかな気持ちになった。

#胸キュン #エモい #ドキドキハラハラ

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2024年05月23日

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