【感想・ネタバレ】犯罪心理捜査官セバスチャン 白骨 下のレビュー

あらすじ

妻とふたりの子どもを残して、アフガニスタン移民の男性が失踪した。警察は強制送還を恐れて自ら姿を消したと結論づけたが、残された妻は納得しなかった。夫が自分と子どもたちを残して逃げるはずがない。『徹底検証』という番組の記者が妻の訴えに興味を惹かれ、事件の調査を始める。一方イェムトランド県での殺害事件を調べているトルケルたちは、六人が殺されたのと同じころに、近くで自動車の炎上事故があったことを突き止める。その車に乗っていたのは、偽の身分証明書を持った身元不明の女だった。人気脚本家コンビが放つ人気シリーズ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

(上巻より)

女をとっかえひっかえ、
何の節操もないセバスチャンにはあきれるだけだが、
娘の将来をつぶそうとするのには
全くもって同意できない。
もう一人の娘を自分の手の中から失ったことを鑑みても、
あまりにも自分勝手すぎる。

アメリカの連続ドラマのクリフハンガー並みのラストにも、
腹が立つし。
そして、やっぱりビリーの恋人ミィはちょっと怖い。

0
2021年01月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み終えてみると、今作はセバスチャンの心理捜査官としての冴えはあまり発揮されなかった。
事件の解決もすっきりせず、何人もの人間が命を落とした。

けれど、セバスチャンだけでなく、捜査班の面々全員が、困難な事件を追いながら、自分の内面と、あるいはプライヴェートな悩みと戦い、変化しつつあることが、じわっと重い読み心地。
不思議と、悪くない。

それより!ラスト!!ウルスラがあんな事になるなんて。
しかもセバスチャンの部屋で!
うわわわわ。
またまた関係者一同…とりわけトルケルは、どれほどの傷を負うことか…

早く続きを読まなくては。

0
2019年06月26日

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