あらすじ
「韓国の熾烈な格差・競争社会を生き抜くのはあまりに過酷だ。私と同じような社会的キャリアを、私は韓国社会で歩める自信はまったくない。私には韓国人は務まらないと思う。さらに、北朝鮮クライシスのこの期に及んで、韓国人は親北反日の文在寅(ムン ジェイン)を大統領に選んでしまった。私が会ったとき、彼は北朝鮮のことしか頭になかった。経済政策に疎いポピュリストの彼はバラマキで支持を得ようとするだろうが、これは失敗が見えている。そうすると、次は必ず露骨な反日政策を執って来るだろう。そのとき日本は毅然と臨むべきだ。そして、日米とのすきま風が韓国をさらなる窮地に追い込むだろう」
著者は元駐韓大使ならではの鋭い分析と情報で「文在寅クライシス」に警鐘を鳴らす。
そして、「韓国人は“韓国に生まれてよかった”という国にしてほしい。そのためにも、日韓にとって無益な反日に逃げ込むのは、もうやめるべきだ」 と、韓国人たちにエールを送る。
元駐韓大使だからこそ書けるディープな韓国分析の決定版!
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Posted by ブクログ
元駐韓大使から見たリアルな韓国の様子が知れてとても勉強になった。
知ってはいたが、韓国の受験競争社会は改めてとてもキツいなぁと思った。自分は受験に何度か失敗したけれどもちゃんと職を得ることができたが、一発勝負の韓国ではもう立ち直れなかったかもしれない。一生ワーキングプアかもしれない。
反日・親北活動に明け暮れて、そんな社会・経済状況を改善するような能力もない文在寅大統領を選出してしまう韓国はとても哀れだと思うし、真面目で能力も高いのに報われない人がつくづく可哀想だと思う。