【感想・ネタバレ】韓国人に生まれなくてよかったのレビュー

あらすじ

「韓国の熾烈な格差・競争社会を生き抜くのはあまりに過酷だ。私と同じような社会的キャリアを、私は韓国社会で歩める自信はまったくない。私には韓国人は務まらないと思う。さらに、北朝鮮クライシスのこの期に及んで、韓国人は親北反日の文在寅(ムン ジェイン)を大統領に選んでしまった。私が会ったとき、彼は北朝鮮のことしか頭になかった。経済政策に疎いポピュリストの彼はバラマキで支持を得ようとするだろうが、これは失敗が見えている。そうすると、次は必ず露骨な反日政策を執って来るだろう。そのとき日本は毅然と臨むべきだ。そして、日米とのすきま風が韓国をさらなる窮地に追い込むだろう」
著者は元駐韓大使ならではの鋭い分析と情報で「文在寅クライシス」に警鐘を鳴らす。
そして、「韓国人は“韓国に生まれてよかった”という国にしてほしい。そのためにも、日韓にとって無益な反日に逃げ込むのは、もうやめるべきだ」 と、韓国人たちにエールを送る。
元駐韓大使だからこそ書けるディープな韓国分析の決定版!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

 元駐韓大使から見たリアルな韓国の様子が知れてとても勉強になった。
 知ってはいたが、韓国の受験競争社会は改めてとてもキツいなぁと思った。自分は受験に何度か失敗したけれどもちゃんと職を得ることができたが、一発勝負の韓国ではもう立ち直れなかったかもしれない。一生ワーキングプアかもしれない。
 反日・親北活動に明け暮れて、そんな社会・経済状況を改善するような能力もない文在寅大統領を選出してしまう韓国はとても哀れだと思うし、真面目で能力も高いのに報われない人がつくづく可哀想だと思う。

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2021年01月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全くもって気の毒な状況。大学出ても就職予備校に通ったり、大企業に就職しても40才で名誉退職という名のリストラ。3人に1人はワーキングプアなら、ロウソク持ってデモに参加するでしょう。タイトルからだと反日を揶揄している感じであるが、著者は本気で「私には韓国人はつとまらない」と述べる。特に「韓国人男性にはなれない」と・・・。

でもこの本は気分が暗くなるので読まなくても良い。韓国の反日に嫌気がさした日本人が読めば、だいぶ同情的になると思う。そして「もう関わりたくない」という、冷めた思いになる。

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2018年03月21日

Posted by ブクログ

まー、言ってる内容は他の韓国本とそう変わらない気はする。同じ国のことを述べるから、まあそうかもしれないけど。が、元駐韓国特命全権大使が言ってる点は重要だろう。
少なくとも、韓国人、韓国への愛はものすごく感じる。
韓国人は頭でなくハートで考える、ハートが熱いというのはすごい日本だと特に、昭和の漫画好きだと特に、非常に格好のいいことに感じられたが、実際に起きていることを考えたら薄ら怖い。
ファンタジーと期待感の中で生きているってのがポンと落ちる。こうあるべきだから現実はこうでなければならないという、怖い発想。
政治と歴史を除けば一般韓国人は日本が嫌いではないと言われたって、だからどうしたとしか思えない。都合のいいとこだけメリットくれよと言ってるんじゃないのかね。
200万人がデモで、4千万人が選んだ前大統領を罷免する国が民主的なもんか。
前大統領は確かに過ちは起こしたのだろうが、悪人ではない。その論調はその通りだろうな。前のやつが全部悪かったってしまえば楽だし、その挙句に選んだのがあれってことで、こんな政治も外交も経済も判らず、親北な人間を、前の大統領が憎いからってだけで選んでしまって将来韓国人自体が後悔しないか、その時にまた他人のせいにして怒りに任せてなお悪くならないか。
そんな警告を含んでいる。

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2017年12月21日

Posted by ブクログ

いや、読み終わった今でも「何もこんな書名にしなくても」という気持ちには変わりありませんが、内容はさすがに世に溢れる薄っぺらい嫌韓本とは全く次元が違いました。
武藤元大使は「いま韓国が選ぶべき大統領は文在寅じゃないだろう…」という意見なので文在寅大統領支持者にはその点は全く受け入れられないでしょうが、韓国社会についての解説は韓国の人たちが読んでも首肯せざるを得ないんじゃないかな…と思います。

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2017年07月30日

Posted by ブクログ

嫌韓ブームも一段落したところで、外交官として韓国に長年滞在し、最後は特命全権大使を勤めた著者の、やけに煽情的なタイトルの本を読んでみた。が、たいして面白くはなかったな。

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2018年08月29日

Posted by ブクログ

題名はいかにもだが、内容は極めて真っ当な東アジアや半島の情勢分析だ。

元大使だけによくバランスの取れた見方だが、独自の視点は余り感じない。

後半に書名の元となった一章がある。ここだけ読めば書名は納得的だし、確かにかの国で生きていくのは大変そうだ。

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2017年10月04日

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