あらすじ
ケチケチしないで、簡素(シンプル)にするのが山本流。家計を預かる主婦ならば、こんな時代ですもの、節約、きっと頑張っていることでしょう。頑張って、頑張って、でも、「これ以上はもうムリ!」と思ったら、ちょっと立ち止まって、この本を開いてみてください。節度をもって、約(つま)しく暮らすことで見えてくるものがあります。本当に大切なものを見失わないために、暮らし上手な山本さんが心をこめてつづった節約ノート。きっとあなたの暮らしに、ぽっと明かりをともしてくれることでしょう。 第1章 台所で節約をまなぶ/第2章 過ぎ去りし日のささやき/第3章 旅するように暮らしたい/第4章 お金では買えない/の4章立て。楽しみながら読んで心の役に立つ本です。
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Posted by ブクログ
「節約術」ではない。サブタイトルにあるように「節度を持って倹しく暮らす」日常のお話。何よりも言葉が柔らかく美しい。本職は翻訳家にようだけどこの人に訳された本をぜひ読んでみたいと思わせる。
Posted by ブクログ
皿はたいてい、使わなければ割れないのだ。そして、出番をつくってくれたり、洗ったり拭いたりするひとは、ときどきこんな目に遭う。悲しみ過ぎないでほしい。ほんとにありがとう、長く大事にしてくれて。未練など残さず、すっと捨ててしまってくれていい。
得ようとする執着をほどくことによって、精神は何を得るのだろうか。
Posted by ブクログ
タイトルから、節約のノウハウが書かれてるのかなーと思ったのですが。
ちょっと違ったかな…^^;
でも、いろんな本から引用されてることばは、とっても心惹かれるものが多く。。。
『青い鳥』や『のんのんばあとオレ』など、読んでみたくなりました。
Posted by ブクログ
節約にまつわるエッセイ。
節約と言っても、それは副題にあるように「節度をもって、約(つま)しく暮らす」ことである。
日常の些細なことを大切にし、感謝の気持ちを持って丁寧に生活していきたいなと思う。
Posted by ブクログ
節約ノートっていうより、つましく生きる為のエッセイって感じ。節約感はあんまない、無いからいいのかもしれない。穏やかな文体でまったりした。これくらいまったりしたエッセイ書いてみたい。
Posted by ブクログ
独特な文章。えっ?なんのお話?と興味を引かれると、著者の好きな本の引用であったり。
物を大切に扱っている様子がとても伝わってきます。
愛情のこもったお弁当がたまらなくおいしそう。
Posted by ブクログ
節約方法についての本というより、丁寧な生活、スローライフを送ることで結果として節約になった日々を綴るエッセイ。こういう生活が私の憧れ。見習いたい
Posted by ブクログ
「節約をして暮らす」っていうと、いいことなんだけど、なんだかなあ、という部分が正直ある、と思う。
それが「節度を持って、暮らす」というと、ぐん、と生活をいつくしむというか、素敵な雰囲気が増す。
この「節約ノート」は、後者です。
暮らしの手帖とか好きな人が好みそうな一冊。