【感想・ネタバレ】新装版 西郷隆盛 四のレビュー

あらすじ

鳥羽・伏見の戦いに勝利した西郷隆盛は、官軍参謀として江戸に入る。官軍による江戸城総攻撃が迫る中、幕府側の代表である勝安房との激しい交渉の末に無血開城を実現した西郷。しかし平和的革命を望む彼の思いとは裏腹に、彰義隊戦争や会津や奥州諸藩の反抗など武力闘争は続いていた。そして、多くの犠牲の果てに迎えた新時代。徐々に腐敗していく政府を憂いた西郷は、再革命の決意を固める。史伝文学の金字塔、堂々完結!

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Posted by ブクログ

維新史最大の英傑伝。2018年NHK大河ドラマの主人公の生涯が著者・海音寺潮五郎氏の細かな「時代と当時の文書等」の考証により、今まで思ったこともない事実に気付かされる。西郷の研究においては必ず見過ごすことの出来ない「敬天愛人」の哲学を更に強く感じつつ、征韓論から西南戦争へと続く西郷の「維新のやり直し」を強く求める人生哲学を理解する作品です。

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2017年09月27日

Posted by ブクログ

史実を細かく書いているため、参考にはなるがスピード感が無い。その点が少し合わなかった。
しかし、西郷隆盛を知る、という点や幕末維新史を知る、という点では非常に良いと思う。
最後の作者の語りの部分の方が面白く感じた。
翔ぶが如くを再読しようと思う。

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2017年10月08日

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