【感想・ネタバレ】縄文とケルト ──辺境の比較考古学のレビュー

あらすじ

ユーラシア大陸の正反対に位置にある日本とイギリス。新石器時代、大陸では四大文明の地域のような「文明型」の社会が広まっていくなか、その果てにあった両地域では、「非文明型」の社会へと発展していった。直接的な交流がないこの二つの地域になぜ共通性が生まれたのか? また、同じホモ・サピエンスなのに、なぜ大陸とは異なる方向へ進んだのか? ストーンサークルや巨大な墓など、それぞれの遺跡を訪れることで、いままで見えてこなかった知られざる歴史に迫る。

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Posted by ブクログ

縄文とケルト、イギリスと日本の先史時代を概観する。一見遠く隔たる文化圏だがその深層には驚くべき共通点がある。著者は旧石器から新石器時代の遺跡を巡り比較考古学の視点から相違点を解き明かそうとしている。基層文化の痕跡を辿りそこに宿る原像とその後の変遷を読み解く。古代に根ざした暮らしと民族、国々を考察している。同じように遺跡を巡りその時代に想いを馳せたい。


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2024年12月10日

Posted by ブクログ

私もケルト、縄文の遺跡にも行っているので大変に興味を持った。しかし別の方が感想を書いたように読んでも何も頭に入らない。ある意味不思議な本である。写真と文章のバランスが悪いのか?旅行感想文なのか?

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2017年08月06日

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