【感想・ネタバレ】ハガキ職人タカギ!のレビュー

あらすじ

ハガキ職人の世界描いたコメディー小説!

第15回小学館文庫賞小説賞受賞作。イマドキのオタクにスポットを当てたリアルな新感覚青春ユーモア小説。
広島県在住の高校二年生、高木正広は、筋金入りのラジオ番組のハガキ投稿オタク。今日もネタ帳とにらめっこ。クラスの女子は気味悪がって近寄ってこないが、そんなことは全く(全くでもないが・・・)気にならない。厳選したネタを、深夜のラジオ番組に投稿することが使命なのだから。深夜ラジオでは、ちょっと名の知れたハガキ職人。ラジオネーム・ガルウイング骨折として、全国のラジオリスナーにその名を轟かせている。そんな高木が東京のハガキ職人たちと対決することに。運命の歯車が狂い出す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ラジオ番組にネタを投稿し、頻繁に番組に取り上げられる人たちのことを、「ハガキ職人」と言うそうです。
私はラジオに縁遠かったし、芸人好きな夫と知り合う前はお笑いにも全く興味がなく、笑いどころも分からない人間でした。
だからラジオ投稿に情熱を燃やす人々や、お笑い番組の放送作家を目指す人の存在に新鮮な驚きを感じます。
人が興味を持ち夢中になる対象は十人十色。自分が見つけた魅力ある対象に注ぐ情熱と愛情は、青春そのものです。
オタクで学級ヒエラルキーの最下層にいるような彼らが、懸命に夢を追う姿は素敵でした。

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2019年06月11日

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