あらすじ
無精な俺が、毎朝慣れない料理を頑張るのには理由がある。それはミチルと約束したから。兄さんの遺したおしゃまな一人娘ミチルと、バイト暮らしの売れない小説家の俺。半人前な二人が、朝ごはんでつながる家族物語。
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Posted by ブクログ
浅蜊を使った「ガマゴリうどん」、美味しそうでした!食べてみたいです!ミチルちゃんの「ホンフホ」とか「ごめやす」というのがとても可愛かったです!
ミチルちゃんの聞かせた物語も素敵でした!きちんと改めて読みたいです!
Posted by ブクログ
バイト暮らしのしがない小説家の皐月。
突然兄の葉月が亡くなり、一人娘のミチルちゃんと出会う。
そしてミチルちゃんと暮らす事に。
おしゃまで可愛いミチルちゃん。
手料理じゃないとなかなか食べてくれず、今まで料理をした事なかった皐月は四苦八苦しながら、まずは朝ごはんから頑張る事に。
皐月の母は厳しいけど、他の登場人物はみんな優しくてありがたい存在。
だけどミチルちゃんは、葉月とお母さんは帰ってくると信じてるし、ミチルちゃんには秘密もあって・・・
「ごめやす」とか「ほんふほ」とかミチル語録も可愛い。
結構面白いお話しでした。
Posted by ブクログ
バイトで食いつなぐ売れない小説家の主人公。
兄が死んで、彼の一人娘を引き取る事に。
可愛いけれど、好き嫌いが激しいお年頃。
これをどうにか誤魔化して騙して食べさせているのが
ほんわかしていて、家族だな、と思います。
が、娘の言葉の端々に、あれ? と思うものが。
これは確実に…と思っていたら、やはり、な落ち。
それでも、可愛いと思う気持ちは確かにあって
育って芽吹いたのです。
作中に出てくる食べ物がおいしそうでたまりません。
うっかり想像してしまったら、恐ろしいことに。
そもそも朝ごはんからしてあれですが。
読んで初めて知りましたが、おかゆと雑炊の違い。
てっきり色々野菜が入ったものが、雑炊、だと
思ってました。