あらすじ
あらゆる産業に影響を与えるブロックチェーン
ここ1年でブロックチェーン技術を取り巻く社会は大きく変化しました。
連日、ニュースの見出しにブロックチェーン及びビットコインという言葉が踊っています。
こんなことは、1年前は想像できませんでした。
フィンテックの一部として語られることの多かったブロックチェーンですが、
最近はインターネットと同様のインパクトを持った技術革新ともいわれています。
確かにブロックチェーン技術は、破壊的なイノベーションを巻き起こす可能性があります。
この本を手にとっている方の大半は5年、いやもっと早く3年以内には、
知らず知らずのうちに生活の一部として、ブロックチェーンに触れることになるでしょう。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
もともとブロックチェーンに対する知識はある程度有していたが、ブロックチェーンによってどの産業がどう変わりうるのかが具体的に説明されていたり、他の暗号通貨についても説明されていたりして、おもしろい本だと思った。
Posted by ブクログ
☆ブロックチェーンの凄すぎるインパクトについて書かれてある。
著者:森川夢佑斗(もりかわ むうと)
1993年生まれ 京都大学法学部卒
アルタップス株式会社CEO
今は1990年代のインターネット黎明期そのもの。
ここから、ブロックチェーンがあらゆる産業に影響を与え、新しいサービスを生み出していく時代に急速に突入していくだろうとのこと。
何とか理解していきたい!
Posted by ブクログ
ブロックチェーン、すごい仕組み。
情報におけるインターネットのように、誰かがすべてをコントロールするのではなく、分散型になっている、というのが発展普及する素地になっている。結局誰かが丸儲け、というものではない。
ちょっと考えただけで、
「マネーローンダリングや違法取引が不可能に」…じゃ、ビットコインじゃなく現金でやれば、となるがそうなると現金取引は「=危ないカネ使ってるんじゃ」となる。なんとか現金取引で目的物を入手できたとして対価である現金を得た人はどこかのタイミングで銀行に入金し、ビットコインに交換したりするわけだから結局、「現金の出所は〇〇さん」というのが追えてしまうことになるんだろう…
「脱税や不正蓄財が困難に」…上記の同じ理由で。ブロックチェーンが普及したらマイナンバーは要らなくなるかも。
小規模事業者への福音は、
「著作権の明確化」…誰が創作したか、跡が残る。
「受注の簡易化」…「〇〇を外注したい」「いくらでやります」をブロックチェーン内でやってしまうと士業の方々の業務の価格が劇的に下がるかも…一方、成り立ての若い先生にも仕事が行き渡るようになる。要するに看板だけの先生方は今まで通りの報酬を得にくくなる。
大きな話だと、
「国ごとのGDPの計測に風穴?」…日本企業の中国現地法人がロシア人の協力を得てインドのものをカナダに売るコーディネートをして対価であるビットコインを得たら?これの付加価値はどの国のものなのか。これは今でもeコマースで起きていることか…
そしてビットコイン+ブロックチェーンをクラウド会計に組み合わせれば会計は限りなくコストゼロになっていくでしょう。
これらは明日来るのか。10年後か。
Posted by ブクログ
ブロックチェーン技術を活用したシステムがもっと一般的に普及すれば、消費者にとってコスト削減となって良い。しかし、なかなか普及しない背景にはやはりまだ正しい知識が普及していない現状がある。暗号通貨の投資ばかりが先行しているイメージがある。システムとしものすごく面白いと思うから早く普及してほしい。
Posted by ブクログ
ブロックチェーンという技術の概要と実社会への応用についての入門書。ブロックチェーンって何?という状態から雰囲気をつかむには良い内容だった。後半の誤字脱字の多さには閉口だけれど。
Posted by ブクログ
入門書としては良いのでは。
とりあえず、次に何を知りたいか、わかるようになった。
具体的なサービス名もいろいろ挙げられていて、実際のイメージがつきやすかった。
Posted by ブクログ
ビットコイン技術の分かりにくいポイントやブロックチェーンがなぜ今後社会に革新をもたらし得るのかが噛み砕かれて説明されており、非常にわかりやすかった。タイトルの通り入門的な内容であり、難しい内容こそ書かれていないが、ビットコインって何?というレベルから入るには最高の1冊。ブロックチェーン技術を勉強していく中でのとても良い足がかりとなりそう。
Posted by ブクログ
ブロックチェーン活用により起こりうる産業や国のパラダイムシフトに関する記載が非常に示唆に富んでいた。ブロックチェーンをうまく使うことにより、地方、産業を効率化、活性化することができるかもしれない。