【感想・ネタバレ】怪談生活 江戸から現代まで、日常に潜む暗い影(立東舎)のレビュー

あらすじ

いつだって、怪談はあなたのそばにある。

『ゴシックハート』『不機嫌な姫とブルックナー団』の著者による、江戸時代から現代までの怪談・奇談集。

怪談は、夜の学校や墓地だけのものじゃない。夕食時や散歩道、そういう何気ない瞬間、私たちが生活している空間すべてに潜んでいる――。

見えない「何か」が近くにいる感覚。その土地に伝わる奇妙な伝承。様々な伝説が残る石。至る所にあらわれる火の玉。美少年好きの天狗。果てはろくろ首の種類別考察まで。

古今東西あらゆるところで伝わる怪談を、高原英理ならではの視点でまとめあげた、怪談随筆の新定番。

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Posted by ブクログ

こわい話をめぐるエッセイ集、あるいは不定期に更新されるマニアックなブログの記事だと思って読むと面白い。連想ゲームのように、筆者の持つ智識が羅列されるため、読者は置いてけぼり感を覚えるが、その辺りは好みの問題か。

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2018年11月12日

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