【感想・ネタバレ】別れの挨拶のレビュー

あらすじ

『源氏物語』はイギリスでどのように読まれているのか。芥川が人気作家になった理由とは。書店はどうあるべきか。小説論から芸術、風俗、ファッションの歴史までを軽妙な筆致で描き出す。世界中の人々に支持され続けた文学作品の楽しみ方、読書の快楽がここにある。作家、翻訳家、評論家として半世紀以上に亘って執筆、研究を続けた知の巨人が、その叡智を未来に託した最後のエッセイ集。

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立ち読みだけでも読む価値は有り

立ち読みだけでも面白いです。
不満なのは、文章読本を探していたのに未だ電子化されていない。
三島由紀夫みたいな感じ。
よつばと、といい電子書籍はやはり紙にはかなわない。
ブックオフ万歳、お好みで。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

挨拶の名手(でもあり、一流の批評家でもあり、更に、長編小説の名手でもある)、丸谷才一さんの、最後の挨拶、であります。どの挨拶にも、相手の良いところへの心配りが一杯、そしてその中にピリッとした批評も一緒に、という熟練の挨拶が一杯。あの素晴らしい挨拶を、もう聞くことが出来ない(読めない)という事を教えてくれる(そして和田誠さんの装丁とイラストレーションもこれが見納めなのでしょうか)一冊(別れの挨拶、最後の挨拶)でもあります。丸谷さんの素晴らしい別れの挨拶(和田誠さんのイラストに)に☆4つです。

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2022年07月04日

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