【感想・ネタバレ】失踪都市 所轄魂のレビュー

あらすじ

老夫婦が住んでいた空き家で、男女の白骨死体が発見された。行方不明になっていた夫婦の銀行口座からは二千万円が引き出されていることが判明。捜査を進めると、他に高齢者夫婦が三組、行方不明になっていることもわかった。立て続けに起った高齢者失踪事件。しかし、上層部の消極的な姿勢が捜査の邪魔をして……。警部補の父親とキャリア警視の息子である葛木父子の所轄魂に火がついたとき、衝撃の真相が明らかになる!

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Posted by ブクログ

笹本稜平『失踪都市 所轄魂』徳間文庫。

シリーズ第2弾。シリーズ第1弾は笹本稜平にしては少し斬れ味が足りないと感じたが、この第2弾は果たして……

今回も所轄の係長・葛木邦彦と息子で警察キャリアの葛木俊史の所轄魂が描かれるが、やはり斬れ味が悪く、物足りない。

空家で発見された男女の白骨死体に端を発し、事件は連続高齢者失踪事件へと……警察上層部と所轄の対立などなど、警察小説にありがちな展開があり、葛木親子は無事事件を解決するのであった。

本体価格760円
★★★

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2019年06月04日

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