あらすじ
お前こそが、たった一人の僕の救世主――。
人の生気を吸って永遠に生きることができるレイ。人間ではない彼が限りある命を持つ方法は“運命の人”と出会うことだけだった――。仲間たちがパートナーと共に死んでゆく中、運命の人を見つけられず何百年も一人で生き続けるレイ。しかし、自由奔放で大金持ちの勇人と出会ったことで、レイの中に今まで感じたことのない感情が生まれていく――。
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「永遠」は重すぎる
「はじまりはさようなら」では描かれ方が少なかった「永遠の孤独」を生きる人の寂寥や悲哀が、本作ではハッキリと描かれていて切なく感じました。
生に限りのある人間と見かけは違わず、死を恐れる人間を羨ましく思う…。その深淵とは対照的な勇人という存在のコミカルさが、とてもバランス良く感じました。