【感想・ネタバレ】製鉄天使のレビュー

あらすじ

辺境の地、東海道を西へ西へ、山を分け入った先の寂しい土地、鳥取県赤珠村。その地に根を下ろす製鉄会社の長女として生まれた赤緑豆小豆は、鉄を支配し自在に操るという不思議な能力を持っていた。荒ぶる魂に突き動かされるように、彼女はやがてレディース〈製鉄天使〉の初代総長として中国地方全土の制圧に乗り出す――あたしら暴走女愚連隊は、走ることでしか命の花、燃やせねぇ! 中国地方にその名を轟かせた伝説の少女の、唖然呆然の一代記。『赤朽葉家の伝説』から三年、遂に全貌を現した仰天の快作――一九八×年、灼熱の魂が駆け抜ける。/解説=大森望

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Posted by ブクログ

ネタバレ

再読。『赤朽葉家の伝説』のスピンオフと呼んでいいのかな。大筋はわかっているのに、ワクワク読める。中国地方のレディース族の制覇なんて、実は小さな世界かもしれない。それでも世界を制覇したという実感なんてそんなに持てるものじゃない。それを清々しく描き切っているのが面白い。

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2019年07月27日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『赤朽葉家の伝説』毛鞠の作中作『あいあん天使!』

鉄を自在に操る、赤緑豆製鉄のお嬢・赤緑豆小豆のお話。
命を削りながら青春を駆け抜けて「えいえんの国」を目指す。

『赤朽葉家の伝説』読んでるのが前提かな。
兄の件とか

桜庭さんの描く少女はやっぱりすごい。
そしてネーミングセンスすごいw

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2013年05月26日

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