あらすじ
“自分の言葉”を持つ。“人からの言葉”を心に残す。「言葉に敏感な人たち」に捧げる“言葉に心を奪われる瞬間”を味わう方法。言葉萌えな人気カリスマ作家による、自分をアクティブに動かしていく生き方!
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Posted by ブクログ
はあちゅうさんのエッセイが好きなのは、他の自己啓発本と違って、若干ブラックな要素が入っているから。
こうしたほうがいい、ああした方がうまくいく、というノウハウや心構えが詰まった本も好きではあるけれど、
自分との差分を考えてゴールが遠すぎると感じてしまうこともあります。
はあちゅうさんは、作家という夢を叶えて第一線で活躍しているにも関わらず
そのへんのカフェをのぞいたらどこからでも聞こえてきそうな話題、会話も交えてくれています。
親近感、というんでしょうか。
はあちゅうさんクラスの人が「嫉妬」や「嫌いという感情」などを抑えることなく、飾ることなく文章にして発信してくれることにほっとする女性も多いと思います。
今回の本も、そんなエッセンスが詰まっていて、
肩ひじ張らずに、時々、「ふっ」と笑えたり、
「そうそう、こういうことあるよね」と共感したり、
「なるほどな」と思うことをメモしたり、
とっても尊敬する友達と会話しているように読める本でした。
<いいなと思ったことメモ>
・「意欲的」ぶってみる。
→気が進まないことでも頭に「意欲的」をつけると自分から進んでやっているみたいに脳が勘違いしていい方向に導いてくれる気がする。
・惑わされちゃいけない3つのもの、の中の、スケジュールに関すること
→忙しくないからと言って前に進んでいるわけじゃない。忙しくないからと言って変化していないわけじゃない。