あらすじ
異世界に転生し、凄腕メイドになった元女子高生のリリー。王宮魔法使い・レオナールの義娘・ジルの「母親役」として雇われた彼女はある日、謎の精霊に誘拐されかける。なんとかその場は逃れられたものの、それからレオナールの様子がおかしくなって……? リリー達の恋模様に進展の予感!? 子育てファンタジーコミカライズ、待望の第8巻!
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面白かったけど…モヤモヤ
ストーリーはとても面白かった。
でも、リリーの恋愛観?結婚観?に関してはすごくモヤモヤする。
最初の頃みたいにレオナール様に恋愛感情ないし、母親役として、メイドとして頑張る!って感じだったらよかったんだけど、
レオナール様への想いを明らかに自覚してるのに、その想いを閉じ込めて蓋をするとか…
自分の気持ちを誤魔化してる時点で本当に幸せとは言えないんじゃないかと思う。
そんなに「私」の時の恋人に操を立てたいんなら、重度の障害をおって生き返って、家族に迷惑をかけてでも恋人と一緒に生きていけばよかったじゃん。
障害持ちで生き返るか、転生かどちらかしか選べなくて、家族に迷惑かけられないから転生を選んで、
違う世界で新たに「リリー」という人間として生きてる。
そして、「私」の時とは違う人を好きになったんなら「リリー」としての幸せを我慢せずに掴むべきじゃないかな。
「私」の時の恋人を自分の枷にしてるようにしか見えないし、その恋人はそういう事を望むような人なのかな?
それに最後らへんではレオナール様もリリーのこと想ってるような描写があったけど、そのレオナール様の想いを踏みにじることにもならない?って思ってしまった。
長文、乱文になってしまったけどこの部分があまりにもモヤモヤしてしまいました…