あらすじ
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社員食堂とは、その会社の社員以外にとっては、基本的には開かずの扉である。――が、人気スタイリスト・高橋みどりの手によって、その扉は開かれた。「いまでも忘れない、初めて感じたあの感動は、この食堂の空気、光、そしてその存在にありました。そのおいしさと献立に、ベジタリアンメニューだったことに、そして確かな素材を使うことは大前提としていることへの感心は次の時点での感動でした」と著者は言う。デザイナー・ヨーガン レール自身が、「誰のためでもない、まず自分のために」と選んだのは、社内でも光にあふれる一番いい場所。料理人が腕によりをかけて作るのは、有機野菜を中心に肉・魚・さとうは使わない、こだわりの日替わりメニュー。たんたんと日々繰り返される社員食堂に、家庭料理のような楽しさ、おいしさを表現して。ある1年、216日間の献立とレシピを一挙に紹介します。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1年間を通してのメニューの写真が載ってて凄く参考になる。
だけどベジタリアンメニューなので、
お腹は満腹にならなそう。
本当に野菜がふんだんで、女性が好みますね。
こんなに素敵な食堂があるなんて羨ましい。
Posted by ブクログ
ヨーガンレールの社員食堂の1年間の記録。
本全体の佇まいも含めて、真っ白で清潔、素朴だけど凛として。
その空気感もたまらない一冊で眺めてるだけで心地いいです。
ビーガンな生活ができたら一番だと思いつつ
実際はなかなかできないけど、素朴に丁寧に食べる、生きるを
見つめなおせる1冊で繰り返し繰り返し眺めてます。
Posted by ブクログ
すごい。
こんな食事を毎日作って食べたら、身も心も豊かになりますね。
ヨーガンレールさんの考えすばらしいと思います。
便利、とか簡単だけでなく、クオリティを追求する姿勢の大切さを
再考させられます。
Posted by ブクログ
著者高橋みどりさんが、ヨーガンレール本社(日本)の社員食堂(ビーガン)メニューを、一年間、ただたんたんと記録した本。
繰り返される季節の献立を読んでいるだけで、
ヨーガンさんの美学や哲学、
高橋さんの敬意、
食べること、着ること=生きることへの喜びがあふれてきて、
幸せに満たされる。
美しく生きることは、本当は誰にでもできるんだよなーと
献立を決めよう、と開く度に思います。
掃除しておいしいもの、作ろう。
Posted by ブクログ
以前何かの記事で見て、とても素敵と思っていた。
ヨーガンレールの社員食堂の1年間の献立を
高橋みどりさんが1冊にまとめた本。
1日の昼ご飯の写真と献立が1ページに。
献立には簡単なレシピが書いてある。
最初と真ん中と最後にみどりさんのコメントが入っている。
人の献立とか見るのが大好きだから、まさに
ツボって感じの本だった。
とても素敵な本なので高橋みどりさん好きの方も
ku:nelのただいま食事中のコーナーが好きな方も
富士日記の百合子さんの日々の献立メニューを
見るのが好きな方も、とにかく日々の献立を
読んだり見たりするのが好きな人にお勧め。
ただただ美味しそうな写真とメニューをぼーっと眺めたり、
料理をイメージしながら真剣に読んだり、色々楽しめます。
Posted by ブクログ
素晴らしいっ!
とにかく私も、ヨ-ガンレールの社員食堂におじゃましたい!と思いました。
野菜がたっぷりの、本当に美味しそうな料理ばかり♪
作りたくなる献立がたくさんです。
Posted by ブクログ
今日と同じ日を見てみる
そして作れそうな物を作ってみる
日々これの繰り返し
レシピ本とも言えないし
読み物とも言えないし
ただ社員食堂の記録と言えばそれまでだけど
読めば読むほどに面白い
持ち歩き率が高いので
この本だけは買ったカバーをつけっぱなしにしている
Posted by ブクログ
パラパラっと見るだけでも何故か落ち着く。
レシピも細かく載っている訳ではないので気楽に挑戦できる。
社員食堂の記録でもあり、読み物でもあり、実用的なレシピでもある、という不思議な本。
Posted by ブクログ
うちの両親が大好きなヨーガンレール。
その社員食堂のメニューが写真とレシピ付きで一年分!
私は菜食主義者ではないので、お肉も魚も食べますが、
これを見ると、こんな食卓を作りたくなる。
さっそく、今晩のお夕飯はワンプレートに盛り付けてみました。
主人には、「色合いがいいね」と褒められました。
今日のお夕飯、何にしようかな?というときにパラパラ眺めると
これもいいかも!という一品が必ずありそう。
Posted by ブクログ
この社員食堂が利用できるというだけで、ヨーガンレールに勤める理由になりそうなくらいの毎日の食事。料理を作る人の素晴らしさもさることながら、これに目をつけた高橋みどりさんはすごいと思った。
Posted by ブクログ
よだれが出ます。
ヨーガンレールという企業の社員食堂のメニューを1年間追った本。
写真付きで、おいしそうなんだ、これがまた!!
空腹時に読むと、とても危険。
簡単な作り方メモ付き。
Posted by ブクログ
デザイナーのヨーガンレールの社員食堂が、こんなにすばらしいとは知りませんでした。
いいなぁ~。社員の皆様。
社員食堂で出たメニューを毎日の画像と一緒に掲載されているのですが、盛り付けも素敵です。
基本は、カラダによいベジタリアンメニューですが、品数豊富で味付けも参考になるものばかり。
身近なにんじんや大根やレンコンなどを、とても素敵な調理方法でいただきます。
ちょっと高いのですが、買いました。
お勧めです。
Posted by ブクログ
この社食のことは雑誌で紹介されていて、とっても気になっていましたので、
本屋さんで見て即ゲット!
献立もすごく参考になりそう。
こんなご飯を毎日家庭でも食べたいな。
Posted by ブクログ
場所は社員食堂だけれど、なんて素敵なおもてなしだろうと思った。
仕事内容に重なる。
私に必要な本だと思った。
食事ってこういうことだなと改めて感じた。
人に薦めたら、その人も即行で買っていた。
そんな人たちに囲まれて仕事ができているのを幸せだと思った。
それにまたアリヤマデザイン・・・またか、またなのか。
すごい。
この惹かれる確立、手にとる確立の多さといったら
私自身がアリヤマデザイン探知機じゃないかと思うほどだ。
Posted by ブクログ
前々から気になっていたこの本を買いました。
ヨーガンレールという会社の社員食堂の1年間のメニュー写真と作り方を添えて載ってます。
ベジタリアンメニューですが、チーズなども使ってゆるい感じだし、シンプルな作り方のものが多く野菜がいっぱい食べられそう♪
今日何食べようかなぁ?のヒントにさせてもらってます。
Posted by ブクログ
ヨーガンレール社の、社員食堂でのほぼ一年間の記録。1ページに1日ぶん、ただただその日の献立と簡単な作り方、写真が載っているだけ。それなのに、それなのに、なんでこんなに魅力的な本なのだろうか。この本を見て、ヨーガンレールに就職したくなる人、絶対増えたと思う…。
Posted by ブクログ
ヨーガン レールという会社の社員食堂のメニューを、1年間にわたって記録した本。
この社員食堂は、ベジタリアンメニューのみ扱っているということです。
(ベジにもいろいろありますが、ここでは卵やバターは利用可…という考えで運用されているようです)
私は特にベジ主義というわけではありませんが、1皿に5品くらいのおかずを盛り付ける方法や、野菜の調理方法がさまざまなのに惹かれて、お弁当のおかずがマンネリになったときによく読み返します。
レシピが細かく載っているわけではないので、「あ、この野菜とあの野菜は一緒に炒めるとおいしいんだな」みたいな確認に使います(笑)。
マクロビではおなじみの車麩も随所に登場します。ごま焼きおいしそうー!
Posted by ブクログ
あるファッションブランドの社員食堂。
川のせせらぎが聞こえ、緑に囲まれ、
窓からはたっぷりと太陽の光が差し込む。
そんなのんびりと気持ちの良い食堂で食べるランチは、
体に優しくて、センスの良いベジタリアンメニュー。
この社員食堂に並々ならぬ興味を抱いた
フードスタイリストの手により
一年の献立の記録がまとめられたのが本著である。
まず、野菜だけでこんなにバリエーション豊かな料理を表現、
メニューを展開出来る事に感動。
毎日カメラに収められた1枚のプレートの姿は、
穏やかで優しげ、そしてすっと背筋の伸びた佇まいで
食べる人間と対面する。
「体に良いものを」食べたいと思う社長の願い、
「体に良い、美味しいものを食べてもらいたい」と思う
料理を作っている人達の熱意と努力で作りだす美しい一皿。
素晴らしい社員食堂だと思う。
しかし、ここで少しだけ、とても個人的な意見で、
正直な気持ちも書こうと思う。
肉も魚もお砂糖を使った甘いものも好きな私としては、
このメニューに「ちょっと寂しい」気持ちがないと
言ったら嘘だ。
しかし、それが「ランチ」ってポジションに収まる事で、
すとんと自分の心に入る、納得する事が出来た。
ぜひ私もこんなランチを毎日食べたい。
少人数に対しての提供だからこそ、
こんなにクオリティの高い食事を
毎日提供出来るのだと分かっているが、
それでも「社員のみ利用OK」ではなく、
毎日でなくてもいいから
「一般の方もご利用OK」の日を作ってくれたらいいのに、
って本気で思う。
こんなランチを食べたら、きっと午後からも
背筋をシャンと伸ばし、丁寧で美しい仕事が出来ると思う。
このブランド、そしてこの会社のトップが、
天然素材や手仕事に徹底的にこだわった
洋服作りを理念としている事が
この社員食堂のメニューからも伝わってくる。
魅力的なベジタリアンメニューのレシピは、
ごく簡単に数行書かれているのみ。
使用した調味料などは教えてくれているが、
分量の記載は一切なし。
「こんな感じでささっとね。」って感じ。
そんな大らかに書かれたレシピを参考にしながら
「白菜とりんごのサラダ」を作ってみた。
「こんな感じかな?」と想像しながら適当に味付け。
(しかも切り方や使用するオイルはアレンジ。)
「これでいいのか・・・。」
少々不安になりつつ食卓に出したが、
大変美味しく出来上がり、家族にも好評だった。
「これでいいんだね。」
意外に、このレシピの書き方、良いかも。
詳しく書いていないからこそ、
自分のイメージや想像力を膨らませながら
料理を作る事が出来る。
自分なりの工夫も生まれる。
それがまた楽しい。
いつも作る野菜サラダや煮物がワンランクセンスアップ。
私にとって、今後「夕飯のヒント集」として
役割の高い一冊になりそう。
Posted by ブクログ
アパレルメーカー・ヨーガンレールの社員食堂1年間の献立記録。
「ベジタリアンレストラン」は、気抜けの料理で値段だけが立派だった。菜食主義ってちょっと魅力的だと思いながら、魚もお肉も大好きな私としては続かないだろうなと倦厭、しかも野菜中心で献立を作るなんぞ手間隙と経済的にもムリムリ・・と思ってきた。
それがくつがえった!!
社員のための食堂で季節の野菜と卵、チーズ、バター、生クリーム、はちみつを使い約5品の献立。ごはんと手作りのヌカヅケもつく。なんと展示会会期中、社員食堂ではベジタリアン大皿料理が提供されるのだ。!!
安全で体によいものを食べたい思いはあるけれど、素敵な昼食を毎日しっかりといただけるなんて社員さんはうらやましい。
彩りも美しい。なによりおいしそうだ。料理人(献立と調理リーダーの社員さん1名、他はアルバイトさん)は、素晴らしい人たちだね。無理のないおいしい日常的なベジタリアンが育っていく。
まだ私は魚とお肉を捨てられませんけれど、レシピを見てトライしてみましょう!
Posted by ブクログ
疲れている心のおき場所を見つけたような、そんな1冊になりました。
なんてことない。
とある会社の社員食堂の1年間の記録なんですが、こんな社食みたことない。
こんな食堂だったら、毎日でも通ってみたい。
そう思わせてくれる本でした。
Posted by ブクログ
料理スタイリストとして活躍している高橋みどりさんの他の書籍も大切にしています。最近これは買いました。すごく好きです。よーがんレールの社員食堂の一年間の記録で、献立とレシピがオールカラーですべて掲載されています。(レシピはすごく簡単。毎日お料理をしている人ならこれでオッケーだと思いますが、初心者ならわからないかも)時間ができたら、このメニューで毎日ランチを作って食べてみたい。
Posted by ブクログ
1年間のベジタリアンメニューというものを通読してみると、やはりコクが求められて生クリーム・チーズ・揚げ物が多くなるんだなぁと確信。特にキッシュが頻出するのは多人数に給するには最も効率的だからだろう。酒肴型人間なので、これ美味そう作ろう!というメニューはさほど多くなかったが、それでも読み終わった日の昼食は気分が影響され、十穀米を炊きごぼうの揚げたものを乗せたスパイスたっぷりの野菜カレー、となった。
レールさんは美食家ではなく、食べる行為自体にそれほど関心がないという。社食を作る前は決まった3件の店だけを順に使っていたとのこと。食=摂取。だからこそ社員食堂が必要だったというのがなるほどである。
Posted by ブクログ
表紙の字面でジャケ買い。レシピを見て実際に作るというよりは、その日のメニューを読み頭の中で食卓を構成するという感じなんだけど。菜食の世界も奥深いものなのですなあ。
Posted by ブクログ
“「なぜ、ここに食堂を?」と聞けば、「この建物のなかで一番気持ちのいい場所がここだったから」と、そして「自分のために」と言うのでした。食堂への期待は、このことばでますます大きくふくらみました。残念ながら私たちはヨーガン レールの社員ではないから、行きたくても行くことはできないところ。食べたくても食べることはできない。だからこそのぞいてみたい。”
ヨーガン レールの社員食堂の一年間のその献立を簡単な作り方とカラー写真と共に紹介。
お、美味しそう……。
“*なぜ食堂はベジタリアンメニューなのですか
以前の昼食時、3店を巡っていたころに、ある1軒の店でとても嫌な経験をしました。いわゆる酸化した鶏肉料理を食べたこと。その嫌な印象が引き金となり、それからいっさいの肉、魚をやめました。まわりを見れば、たとえばインドの友人は野菜だけでもとても元気だし、もう自分には必要がないと思いましたから。そのころに、知識としての食品の本はたくさん読みました。そして食べるのならば、体に悪いよりは良いものをと思うようになりました。”