あらすじ
公爵家の令嬢デイジーは、革命で失われたルピナス王国の王女。政治的利用を恐れ、元の身分が知られないように、社交界とは無縁に育てられた。祖父を亡くし、後見人の伯爵エドウィルに保護を求めるが、彼に一目惚れしてしまう。一方、エドウィルは型破りな彼女に惹かれていくものの、後見人の身では手を出せずにジレンマに陥る。そんなとき、屋敷に謎の暴漢が現れて……!?
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Posted by ブクログ
マリーローズ文庫にしては、よかったと思います。
最初からデイジーとエドウィルがほぼ一目惚れに近い感じで惹かれあってて、そこから二人の気持ちがそれぞれの側から交互に書かれているんですけど、デイジーを拒否しながらも、ついついデイジーといい雰囲気になったら、突っ走ってて、エドウィルの葛藤っていうのが、なんか違うニヤニヤになっちゃいまいした。
後見人だから手を出せないってあらすじには書いてあったけど、意外と早く手を出しちゃってましたし。
デイジーの身の上は割と最後の方までエドウィルは知らなかったのですけど、この設定っていったのかな?最後に奪われた指輪を兄が持って出て来たのも、なんだか唐突でしたし。この設定なくてもよかったんじゃないかなって思いました。