あらすじ
シリーズ20万部突破のベストセラー
『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』の著者であり、
「思考整理」「コミュニケーション」「わかりやすい説明」をテーマに
これまで5000人以上に“目からウロコ”の指導を行ってきた浅田氏が、
自らの集大成ともいえる説明スキルアップの秘訣を大公開。
「あれもこれも……」とポイントを詰め込むあまり
かえってわかりにくくなりがちなビジネスコミュニケーションについて
「あれ」と「これ」と「それ」――すなわち「3つのポイント」に絞ることで
わかりやすさを飛躍的に高めるコツをアドバイスします。
*目次より
PART1 なぜ、うまく説明できないのか?
●理由その1 「動作」にできていないから
●理由その2 「数」を増やしすぎるから
●理由その3 「すべてカバー」しようとするから
PART2 「わかりやすい説明」の条件とは?
●ポイントその1 数を「3つ」に絞ること
●ポイントその2 「構造」にはめること
●ポイントその3 「動作」で伝えること
PART3 どうすれば、説明上手になれるのか?
●方法その1 「3つの視点」で「情報を整理する」
●方法その2 「3つの構造」で「考えをまとめる」
●方法その3 「3つの動作」で「伝える」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
3つが覚えられる、実践できる限度。
次回から本を読む際には、実践に移すことができる3つのことを学ぶ姿勢で臨みたい。
・いつどこで何をのフレームワークに落とし込む
・本から学ぶ内容は多くて3つ
・トヨタ式A4アイデア出しは自分の思考を言語化するのに有効
Posted by ブクログ
本書を読んで私なりに学んだポイントを、本書流にあげると、3つありまして、
・情報は、網羅性より代表性(少なく大枠が分かること)
・3つの視点から情報を整理
・3つのポイントにまとめる
・著者の本は、本書のみ読んでいなかったので、コンプリートすべく読みました
・タイトルに「説明」とあるので、今までの思考整理や資料作成から、さらに踏み込んだ内容が習得できると思い、読みました
・質より量で、とにかく紙に書き出して、情報を整理していく
・私は講師業もしているので、板書を増やし、身振り手振りを増やし、指を差していく
・一方的な視点でなく、3つの視点(切り口)から考えてみる
Posted by ブクログ
「これならできそう!」というのが一番の感想。
とにかく3つに絞ったらいい。
3つに絞ることについても、すべてを正しく説明しようとするのではなくて、間違っていてもいいから自分が理解した範囲を説明するのがいい、というのがなるほどと思った。
早速使ってみようと思った。
以下、この本の方法を使って、本の内容を紹介してみる。
①ごちゃごちゃした情報を整理する方法が紹介されている。
②整理する方法が簡単な動作で説明されているのですぐ実践できる。
③わかりやすく説明するためには網羅性より代表性が大切。だから3つに絞る。
Posted by ブクログ
全体として内容に統一感がある内容だったのでわかりやすかった。
3つに絞る事(代表制)については意識をしてたが、網羅性を気にしてわかりずらくしてしまったという経験との矛盾が気になっていたが、網羅性よりも代表制と言う意見には目から鱗だった。
また、目的を意識させるために、動作(どう行動すればいいかがわかる表現)で説明できるか?と言う点についても、当たり前だけど非常に重要な点だった。
Posted by ブクログ
浅田すぐるさんの著書は、3冊目。
「トヨタで学んだ『紙1枚!』にまとめる技術」を読んで以来、「エクセル1」を実践している。
会議や講演会で「エクセル1」にメモを記入していると、周囲の人から、「その書き方、面白いですね。どのような方法なのですか。」と聞かれる。説明するのだけれど、その後、誰も真似をしない。もったいない。
本書「『いまの説明、わかりやすいね!』と言われるコツ」は、「トヨタで学んだ『紙1枚!』」にまとめる技術[超実践編]」よりも更に実践的な内容だった。
早速、「3つの視点」、「3つの構造」を実践できるように、テンプレートを作成して、まずは、今担当しているプロジェクトの現状を「3つの視点」で分析してみた。
実践、実践。
Posted by ブクログ
・動詞ではなく動作にする
・ポイントを3つに絞る(代表性)
・情報の見える化
自分の説明は網羅性となっており、まとまりが無く、ダラダラと長くなってしまうことがあった。また、学んだ事を動作にすることが出来ず、失敗を繰り返していた。この本では、シンプルな動作が書いてあり、自分でも実践できると感じた。
Posted by ブクログ
「トヨタの育て方、伝え方」の要約版といった内容。
「分かりやすさ(伝わりやすさ)」をテーマにしている背景もあり、本書の内容は非常に「分かりやすい」のが特徴です。
ビジネスに限らず、コミュニケーションの際に留意しておけば、多くのことが円滑に展開すると思います。
何より、自分の話が相手にとって、「おもしろい、わかりやすい」と感じて頂けると非常にうれしいですよね!
その意味では、多くの方に読んで頂きたい本です。
フォントも大きく、要点を色分けして簡略に書いてあるので、読書が苦手な方でもスラスラ読めて頭に入るのでは、と思いお勧めです。
Posted by ブクログ
感想は3つあります。
・アウトプットを意識したインプットは大事
・知ってたつもりでも実行できないことばかり
・感想を3つのポイントで表現することは難しい
自分なりに簡単に感想をまとめてみましたが、
やっぱり難しいことがわかりました。
本書に書いてある内容は当たり前に思えるけど、
自分ができてないことを実感できました。
とてもわかりやすく、説明のコツを紹介してくれる本だと思います。
Posted by ブクログ
わかりやすい説明をするにはどうすればよいか、実践的な方法についてまとめられています。説明をする側とされる側の心理をよく分析されており、確かに言われてみるとその通り、と納得できる部分が多々ありました。
実際のビジネスの現場でありがちな問題点を指摘しつつ、本来の人と人とのコミュニケーションの本質を理解し、シンプルで実践しやすいテクニックやコツが書かれています。ビジネスの様々なシチュエーションで応用できるかは、多少疑問も残りますが、少なくとも、この本にあるポイントを理解して、実践することで、今の自分よりもスキルアップできることは間違いないと感じました。
Posted by ブクログ
物事を説明する際に、いかに分かりやすく相手に伝えるか、そのポイントを綴った本。
コミュニケーションにおいて、自分の伝えたいことを、正しく相手に伝えるためには、
相手の情報レベルや、理解レベルに応じて、分かりやすく伝えることが最も重要であり、
本書を読んで、そのポイントが改めて理解できた。
構成で、なぜ相手にきちんと伝わらないのか?から入り、
その改善策としてポイントが紹介されていることもあって、読み手にとっても大変理解しやすかった。
そのポイントは①数を「3つ」に絞ること、②「構造」にはめること、③「動作」で伝えること。
どれも大事である印象を持ったが、個人的に③は認識を新たにした内容。ここは心掛けていく。
また②の選択肢を広げる意味でも、各種フレームワークに関する復習もしたくなった。
フレームワークに当てはめることで、分かりやすさはもちろん、MECEになる点も重要。
仕事を効率的・効果的に進めるためにも、この手の本はしっかりとインプットしていきたい。
Posted by ブクログ
説明のプロが書いた本だけあって内容が入ってきやすい。そのため理解したつもりになりやすいが、そうならないように実践できるフォーマットが添付されているのでいい本だと思った。
Posted by ブクログ
■メインテーマ
わかりやすい説明の条件とは?
■著者の主張
3つの視点で整理し、3つの構造でまとめ、動作で考える。
■学び
今までわかったつもりになっていたのは、動詞レベルで理解していたから。
行動に落とし込めるようになって初めてわかったといえる。
Posted by ブクログ
丁度、企画をまとめたりといった仕事が増えそうだったので、今の自分に必要な要素が多く盛り込まれていたので当たりだと思う。
本書で語られていることは多分ビジネスでも基本なのだと思うが改めて言葉にされることで具体的に意識できるようになった。
あとはどれだけ実践できるか。
Posted by ブクログ
分かっているはずのことだが、それを実際にしてないことを指摘され、整理して説明されるので、納得してしまう本。多くの指示が「動詞」までだから伝わらず、「動作」で伝えなければいけない、というのは、なるほどと思った所。
Posted by ブクログ
あまたあるビジネス書や自己啓発本を読んでわかったつもりになってもそれを実践できないのは「動作」にできていないから。ここで言う動作とは具体的な行動のこと。例えば「目的を意識する」ということであれば動作は「目的を紙に書いて、繰り返し見る」ということである。
その他にわかりやすい説明のためにはポイントを3つに絞り情報の整理を、3つの構造で考えをまとめ、3つの動作で伝えること。
本書の内容はいたってシンプル。誰にでも実践できそう。あとは実行あるのみだと思った。
Posted by ブクログ
【内容】
わかりすく他者の理解を得るにはどうすればよいか
【面白かった点】
・説明が動作ではなく動詞で行われることで、
話がわかりにくくなってしまっているという視点
【使ってみたい点】
・なにをしてよいかわからない依頼(動詞)をやめること
・説明は3点にまとめること
・WHY/WHAT/HOW構造を依頼フォーマットに入れること
Posted by ブクログ
イメージとしてはプレゼンや講義を行う際の説明を伝えやすくするものな感じがする
単純な情報伝達でも応用が聞く部分もあるが
本のメインは前者よりなかんじがした
自分の業務ではそこまで使わないかなぁ
Posted by ブクログ
人前で説明される機会が多い方は実践できてる内容で基本的なことが多いと思いますが、わかりやすい説明のコツを3つのポイントに絞ってまとめてくれている本。
今日の学びは動詞と動作の違いについて。
筆者なりの解釈でこの2つの言葉を対比しています。
「意識していきます」「相手の視点に立って考えます」という類の言葉ってわたしも実際使いますが、で、結局何するの?となりがち。
全てを動作表現にするのが適さない場面もあると思いますが、それでもこういうワードを使うときは、自分の中には具体的な行動内容を思い浮かべておこうと思いました。
まぁ実際はそこが難しいのですけどね。具体的かつ正しい方向性の行動がすぐに分かれば苦労しない。。
Posted by ブクログ
2018.11.04 再読
日々、コンサルティングファームで「自分の考えを整理し、伝え、動いてもらう」ことを行っています。部下・クライアントへより高いレベルで説明できるようになるために、本書を手に取りました。
最も大きな学びは、冒頭の「動詞と動作の違い」。すべての役職のメンバーに「動作(=作業レベル)」で指示すべきではないとは思いますが、少なくとも、指示を出す側は「動作」をきちんと理解しているべき。
本書の惜しい部分は、話の構造が番号やステップで(3つで)示されているにもかかわらず、それらが並列にズラズラと並んでおり、結果として話の切れ目が分かりづらくなっている点。番号を振りながら読む手間が生じました。また、全体にやや冗長に感じました。具体例が多く、前置きが長いのでしょうね、、口頭でのプレゼンテーションをそのまま文章に落とした印象を受けました。
以下、キーメッセージを抜粋;
・動詞: その言葉だけを見聞きしても「何をしたらいいか」が分からない
・動作: その言葉だけを見聞きすれば「何をしたらいいか」が分かる
・「動詞人間」は、「動作」の価値を低く見がち
・3つ以内にまとめる。3つ以上あるときは、階層化する(「7つの習慣」の例)
・3つで全てカバーするわけではないが、重要な点は概ね抑えている=代表性
・いかに分かったつもりになってもらうかが重要。「分かる」には終わりがない
・上手く伝えるには、①ポーズをとる ②見せる ③指さす