【感想・ネタバレ】花のベッドでひるねしてのレビュー

あらすじ

海辺で拾われた捨て子の幹は、血の繋がらない家族に愛されて育った。祖父が残したB&Bで忙しく働きながら幸せに過ごしていたが、廃墟のビルに明かりが点いてから不穏な出来事が起こり始める。両親の交通事故、夢に出る気味の悪いうさぎ、玄関前に置かれる小石……。歪んだ世界を、小さな村の平凡な営みが正してゆく。希望が芽吹く傑作長編。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

とても不思議で、でもこういうことってあるよなぁと感じられるお話。
主人公の亡くなったおじいさんが良いことを引き付ける人で、家族や周りにも良い循環ができていて、主人公の家族はとても幸せだなと思った。
途中ゾワッとするような薄暗い展開があるけれど、それも人が持つ一面のように感じました。
人間が直感で感じるものや、元々持っているものを、ばななさんのお話は思い出させてくれる。

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2019年09月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幻冬舎の文庫って、たまに表紙のかけ方が妙に雑なことありません…?
これもだいぶ斜めでしたわ~。

p26~27のタイトルに繋がる祖父の言葉がスピ混じりだけどしんみりと良い感じ。
そんな生き方が無理なくできたなら、と思う。
それと使い込まれたリュックの表現が、年老いた犬みたいに静かにという所が好き。
ずっと寄り添って、連れ添ってきたんだなっていう。

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2025年05月28日

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