あらすじ
肉体の死は誰にも等しくやって来るが、死後の世界は私たちの身近にあり、再会したい人とも会える。今世の経験から学び、「おかげさま」という感謝の姿勢で自分の生を全うする。東大病院救急部のトップとして15年間、生と死の現場で命と向き合った医師がたどりついた究極の死生観とは。「人はなぜ生きるのか」の真実に触れる異色エッセイ。
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Posted by ブクログ
だいぶ前に買って一回は読み終えてそのまま本棚に並べていましたが、友達とこの著者の話題になり、また読み返してました。
たまたま、会社の人間関係でストレスが溜まりつつある時であったため、ずいぶん気が楽になりました。
また、現代の日本人が忘れつつある大事なことも書かれてあり、疲れていた私の心に、すーっと染み込むように入ってきました。また読む機会を与えてくれた友人に感謝します。
多くの方々にお勧めしたい一冊です。。。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
祭1章見えないものに意味がある
第2章答えは出すものではなく出るもの
第3章ほしがるのをやめる
第4章評価は誰かの思い込みにすぎない
第5章人は魂でつながっている
2014/6単行本刊行
2017/4/15初版発行(文庫)
p144いつもお天道さまが見ている
p175歴史は、その時代の権力者が作るのではありません
その国の民が連綿とつむいでいるのです。
だから歴史を知るということは、すなわち私たちの
先祖がどう暮らしてきたのか、何を残したかったのかを
知るためのチャンスなのです。
p177日本人は精神性の高い民族です。
愛、調和、寛容の3つが、まさに日本人の特性を
表していると感じる人は、たくさんいます。
p209古神道に中今という言葉gああります。
過去はどうであったにせよ、今を生き切ることが
大切だという意味です。