あらすじ
「見られるって恥ずかしい まるで裸で街を歩いているみたいだ」 誰にも見えない“かげふみ体質”を活かして殺し屋の手伝いをしてきたメグ。だが、次のターゲットはなんと連れ合いの“がじゅ丸”だった…! その上「人から見える」ようになってしまったメグは大混乱と葛藤の末、何を選ぶのか――!? 奇妙奇天烈小路ワールド、待望の完結巻!
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Posted by ブクログ
タマ皮(玉ネギの皮)めくるみたいな展開のインスタント消費に、『電気羊』を追想する。
放浪する彼女の半死シーンとか「15分だぞ 迎えに来いよ」のシーンとか、かなりカッコイイし震えるんだけど、運び方が結構ゴーインで、だけどそのゴーインさ、インスタントさがひとつの味になっている。マジメに積み上げず、ナナメからの切り口で王道をやる。
最終話のラスト1コマだってホントはそれだけで18ページ作れそうなのに。だけどそこがイイんだ。そういうアイデアの無節操な浪費感に惹かれてしまう。
ゴーインな感じで★は-2だけど、やっぱり好きだ、小路啓之。
《そして とても長い15分が始まろうとしていた……》
「あっ思い出した」 「不死身になりたい だ!!」