【感想・ネタバレ】桜のような僕の恋人のレビュー

あらすじ

美容師の美咲に恋をした晴人。彼女に認めてもらいたい一心で、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指すことに。そんな晴人に美咲も惹かれ、やがて二人は恋人同士になる。しかし、幸せな時間は長くは続かなかった。美咲は、人の何十倍もの早さで年老いる難病を発症してしまったのだった。老婆になっていく姿を晴人にだけは見せたくないと悩む美咲は……。桜のように儚く美しい恋の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

すごく切なくて泣けるお話でした。

愛する美咲に振り向いてもらうべく、自分を変えるため再びカメラマンという夢を追う晴人と、そんな姿に惹かれ次第に恋に落ちていく美咲。
不器用ながらも着々と愛を深めていく2人の姿はとても愛らしかったです。
ですが美咲が病に犯されることはあらすじを見た時点で分かっていたので、2人のその姿はなんだか切なくも見えました。


宇山佳佑さんの本は初めて読んだのですが、とても美しい文章だなと感じました。
窓に当たっただけで儚く消えてしまう雪を見て
美咲はそんな雪を自分の命のようだと感じ、
別の場面では晴人が振り落ちる雪に手を伸ばすものの、掌の上で儚く溶けてしまう。

これらの描写はまさしく美咲と晴人に残された時間を表しているようで、どれだけ生きていて欲しいと願い必死に手を伸ばしても美咲の命は消えてしまうのだろうと感じ、胸が痛かったです。


とても素敵な物語でした。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

早老症による美咲の流れる時間の速さ、醜い容姿になっていく過程によって、美咲自身の感情や貴司や綾乃、晴人との関係性や想いが描かれるのがとても切なく、ページを捲るたびに涙が溢れ続ける作品。

初めは美咲は「顔はタイプじゃないけど」好きになりたい!と思う存在やった晴人に、容姿以外の点で好きになり、美咲が早老症になったことを知った晴人も、襖ごしに「今でも、これからも大好き」と伝える点、当たり前かもしれないが、双方が深い心のつながりがあるからこそのものなのだと実感できて、その後の展開により切なさが込み上げる。

最期を迎えようとする美咲に対し、晴人なりにできることとして、変わらないもの、晴人と美咲が過ごした想い出たちを、写真展に出す。
カメラマンになるという夢を再燃させてくれた美咲のために、「いつか写真をみてほしい」という約束を、最後の最後に果たしたところが本当に感動した。

写真展のとき、晴人と美咲は会うが、晴人は美咲だと気づけなかったことに対して、あとで晴人は深く後悔するけれど、それを言わずに勇気づけようとする美咲、一度は自暴自棄になるけれど、前を向いて行こうとする晴人、ぐっときた。


・自分の道を、悩んで迷って苦しんで見つける。その過程全てを含んで見つけた道に意義があるということ。
・想像できないようなことでもなんとか寄り添おうともがいて相手を思いやる気持ちが大切だということ。

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2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ぜひ読んでみてほしいです。

主人公2人の行き違いや互いを想っての行動に感動というか思わず涙する、そんな話ですのでぜひ!

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2026年02月01日

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ネタバレ

よくある恋愛小説って感じ。
けど純粋で藁にも縋る思いの電気治療詐欺、助けたいのにどうしようも出来ない気持ち。
切ない気持ちが伝わってきてポロポロと涙が溢れてきた。
写真をもっとたくさん撮ろうと思った。

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2026年01月01日

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ネタバレ

ものすごくベタな恋愛小説で、展開は読めるがなぜか泣けてしまう作品。途中で出てくる電気療法の詐欺の話はとても心にくるものがあった。今を大切にしよう、写真をもっとたくさん撮ろうと思えた。

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2025年12月18日

ネタバレ 購入済み

泣ける

小説を読んでこんなに泣いたの久々です。私が看護師として働いていた時、美咲と同じ早老症の女の子を見たことがあり、その時の遣る瀬無い気持ちや、大切な人をなくした後の喪失感、死んだような毎日の中でも、体の細胞一つ一つが生きようとしているのを感じたとき、生き物は生きなければならないことを知りました。晴人の心情が当時の私と重なって涙が止まりませんでした。

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2022年12月03日

ネタバレ 購入済み

感動

感動!!!!

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2020年08月19日

ネタバレ

兄が最高すぎる

美咲の兄が好きすぎる。妹の病気を治すために必死になりながらのたうち回る姿は痛々しくとても心に響くものがありました。ありとあらゆる方法を試して少しでも効果のあると思ったものを試して...結局病気を止めることはできなかったけど、そんな兄が病院を偽ってただ電気を流すだけの詐欺病院に引っかかって何百万とスられて困憊していたときに言った言葉がとても衝撃的で印象に残っています。その言葉を聞いた兄は自分の不甲斐なさに傷つきましたが同時にそれ以上に兄を救った言葉のように思いました。貴司は妹思いで自分の夢を犠牲にしてまで頑張ってきたので、今度は本当に貴司には幸せになってほしいですね。

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2018年07月29日

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ネタバレ

ハッピーエンドではなく、世の中そう上手くいかないんだなということに気付かされた。好きな人への自分の思いと葛藤が描かれていてとても苦しい気持ちになった。でも、美咲の思いやりには心を打たれた。

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2026年02月28日

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ネタバレ

「写真はハサミみたいに思い出を切り取れる」
カメラマンと美容師という2人だからこそ伝わる言葉だと思う。
耳たぶを切ったからこそ、素敵な出会いがあったように、美咲の死から成長したものもある。
美しさも残酷さも経験した晴人の写真から、どんな思いが、願いが伝わるのか見てみたいと思った。

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2026年02月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

人の何十倍もの早さで年老いる病気を発症した美咲と、プロのカメラマンを目指す晴人の切ない恋物語。
年老いた姿をみられたくないと晴人を遠ざける美咲の心情が辛い。
美咲をサポートする兄の貴司やその妻綾乃も、なにかしてやれることはないだろうかと焦燥を感じながらも見守るしかできない。
もし自分や周りにいる家族、友達が同じ状況になってしまったら、と想像せずにはいられなかった。
美咲と晴人の最後の会話は切なかったが、この物語の儚さと美しさが詰まっていた。
大切な人との別れはいつやってくるかわからないから悔いを残さないようにしようと改めて思わせてくれる。
ただ登場人物のキャラが一人一人はっきりしているため小説よりも映像で観たほうがより楽しめたかも。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「他に好きな人が出来た」という辛い嘘をついてでも、好きな人に自分が醜く老いてしまった姿を見せたくないと強く思う美咲の気持ちに同じ女性として痛いほど感情移入してしまい、涙がぽろぽろと溢れてしまいました…。好きな人には自分の綺麗な姿を見せたいと思うのは当然のことですが、そんな当たり前のことさえも叶わない病気に自分が冒されてしまったと知った時の美咲の気持ちを思うと、胸が締め付けられます。桜のように儚く散ってしまった美咲に届くように晴人が願って撮った写真は、見る人の心に響く写真なのだろうと思えました。

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2025年12月21日

ネタバレ 購入済み

眠たくても読破させられました。

最後に再会する場面は、案外さらっと書かれています。

確かに特に長い時間でもありません。

しかし、彼女にとってはどれだけ待ちわびた瞬間だったか!そこに至る彼女の心理を読み進めるほどに想像して、後半は涙が止めどなく流れてしまいました。

次の日忙しいのにも拘らず、夜中まで読みふけってしまいました。

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2017年10月02日

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ネタバレ

前半で別れてしまって少し残念だった。
もうちょっと2人が付き合ってる時の描写が欲しかったな〜
けど、美咲がどんどん老いていってしまう描写は苦しくて辛いものがあった。最後の最後まで会わなかったふりをしてたのも切なすぎて涙が溢れ出た。
全体的に話がざっくりしてて、シンプルだった。中高生には刺さるかもしれないが、私にはそこまで刺さらなかった。

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2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

非常に読みやすく分かりやすい小説だった
ただストーリーとしては割とありきたりで、恋人が突然の病気にかかりそれを憂うというような内容
彼女のために一生懸命働く姿は非常に交換が持てる。
また彼女も女性らしさよりも男を支える鼓舞する竹を割ったような性格に好感が持てた。
サクっと読むにはいい小説だと思います

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2026年02月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よくある恋愛感動系のお話で、展開が予測できる内容だったから読み進めるときのワクワク感はあんまり感じなかった。でも後半部分から、泣ける泣ける。。最後の美咲の手紙の部分や、最後の最後で2人は会えたのに、気づいてもらえなかったシーンはつらいししんどいし苦しくなった。。
美咲、晴人、それぞれの想いが綺麗で素敵で感動した。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

学生時代に表紙に惹かれて購入した、読書で涙が出る経験を初めてした一冊。
切なくて、思わず「もっと微笑ましい展開にして、、」と悔しくなった。

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2025年11月20日

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