【感想・ネタバレ】ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たちのレビュー

あらすじ

ロック作家・山川健一初のローリング・ストーンズに関する書き下ろしエッセイ集。ストーンズ集大成ともいえる、ファン待望の一冊。
60年代に息苦しい旧社会の天井板をぶち抜いてデビューし、悪魔の子供たちだと恐れられた。70年代にはイギリスを出て世界を転がりつづけ、80年代にはエッジの立った個人としての自分を見つめた。90年代には大きくロールすることを学び、今はまた、かつての悪ガキに戻ったように見える。真剣に罵り合い、殺し合い、愛し合いながらストーンズを支えてきたミックとキースの友情を描く。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

お馴染み山川健一氏によるストーンズ来日に合わせたファンブック(という表現が一番近いと思う)

この人の本はストーンズ初心者だった中学生の頃、非常にお世話になっていて(あの"Voodoo Lounge 日本盤の変な小説に引くまでは……)、古本屋に置いていたので懐かしさもあり買ったのですが。

一貫してストーンズ愛に溢れた文章はなんだかんだで微笑ましくもあり、時に頷ける部分もあり、時に若干見解が違う部分もあり。
飲み屋で聞いてるような面白さ、そして(ディスクレビューとは別に)初心者がストーンズの背景を軽く知るには丁度良いガイドブックにもなっているかと思います。

ただ、例えば"ヘロインみたいに極上の"みたいな比喩表現を使ったり、キースを"聖人キース"と呼んだりするあたりには正直イタさも感じます。

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2013年07月21日

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