【感想・ネタバレ】大往生したけりゃ医療とかかわるな【介護編】 2025年問題の解決をめざしてのレビュー

あらすじ

前著から5年、77歳になった著者が医療と介護について再び毒を吐く。世間では2025年問題(団塊の世代が75歳以上になる)を解決すべく、「健康寿命」を伸ばして「要介護」の期間を縮めようと様々な取り組みがなされているが、それは結局“弱っても死ねない身体づくり”をしているだけ。健康寿命を伸ばすことで要介護期間が延び、社会全体の医療と介護費用はますます増えてしまうのだ。誰もが「ピンピンコロリ」を願うが、それは1等7億円のジャンボ宝くじに当たるよりむずかしいこと。ならば老人はどうすればいいのか? 生き方、死に方についての意識が変わる、目から鱗の一冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

いずれにしても、自分達の行為が、本当に相手のためになっているかということを、きちんと考えない限り、医療の虐待、介護の拷問は避けることはできず、なかなか安らかには死なせてもらえないということです
繁殖を終えれば、いつ死んでもいいというのが、自然界の掟なのです
繁殖を終えた年寄りに残された最後の大事な役目、自然な死が穏やかであることを、後続の者に見せることである

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2021年02月23日

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